HOME ≫ Entry no.130 「ミステリー小説読んだ。(西村京太郎・吉村達也)」 ≫ [99] [98] [97] [96] [95] [130] [94] [93] [92] [91] [89]
ミステリー小説読んだ。(西村京太郎・吉村達也)
2007.11.25 |Category …映画・小説・漫画等の紹介・感想
西村京太郎?さんと吉村達也さんのミステリー本を読んでます。
フツーに面白いです。
感想文なんだけど、ストーリーにはほとんど触れてないのでネタバレしてません(笑)
西村京太郎さんのは、よくTVで列車関係の殺人事件とかってやってますよね。
昔、チョロッと読んでみたときには、読点が多すぎて読むテンポ崩されてしまうので(自分の場合は)、気になって入っていけないなーと思って断念したんですけど;
でも今回「黙示録殺人事件」読んでるうちに段々気にならなくなってきました。
やっぱり内容かな。引き込まれれば気にならなくなるんだね。
まだ苦手意識はありますが、またこの方の別の本も読むと思います。
読点の多さ嫌って読まないのももったいない気がしますしね。
吉村達也さんのは、「ベストセラー殺人事件」と「長崎の鐘殺人事件」。
新たに「妖しき瑠璃色の魔術」を読み始めました。
妖しき~は今読み始めたばかりで数ページしかいってないのでわかりませんが、前の2冊は良かったです。
ベストセラー~は、作家や編集者、出版社の裏側が沢山書かれてて、へぇーとか思いながら読んでました。
中に出てくる、落ちぶれたかつての人気作家のおじいちゃんがカッコよい(笑)
吉村達也さんの作品で魅力に感じたのは、色んな人を書き分けられることでしょうか。
特にベストセラーの方では皆、作家だったり編集者だったり本が好きで本に携わる人たちが登場人物だから、色んな見方、意見が氾濫してる。
この人の本に対する考え、あの人の考え、角度が違ってでもどれも一理はあって。
すごいなーと思いました。
プロもアマも耳が痛い意見が盛りだくさんだ(笑)
犯人だけが作り物っぽく感じたけど、あとは全員生きてるって気がしました。
▽つづきはこちら
いいんだけど、超個人的な感情でちょっぴり悔しく思うのが、中の登場人物で一番嫌な奴(ゼロが読んでてね)が助かってしまうこと(笑)
殺人事件の被害者になってしまえーとは言わないけど、もうちょっとキツイお仕置きあってもいいじゃん!
水戸黄門のラストみたいにスッキリ晴れやかに悪は裁かれて欲しいぜ!! こんにゃろー、こんにゃろー!
……なーんて、思ったりなんかする。
でもそうなったらそうなったで、また別のことを言っているかもしれないので、きっとこれはこれでいいに違いない。
ベストセラー~ばかり語ってしまいましたが、長崎の~の方が好きかな。話的には。
長崎の隠れキリシタンの歴史とかとても研究されててスゴイと思いました。
この背景あってこそだよね。
自分は持ってるものだけで書くから薄っぺらいんだなぁ。
趣味で書いているだけだけど、どこに出すというワケでもないんだけど、でももう少し……ねぇ?
アハハ。(誰に言ってるの?!)
独り言、独り言~♪