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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 13-12

 夕方、メイディアはガーネットを探しに外へ出てみたが、彼は逃げ去った後であった。

 

メイディア「え!!? もうお帰りになられた!!?」

レク「うん……何か急ぎの用があるって少し早めに。ちゃんと謝りたかったのにな」

メイディア「ダーリンったら、ワタクシに一言の挨拶もナシに……」

レク「ダッ……ダーリンッ!!??」

メイディア「ええ。ワタクシ、あの方を婿に迎えることに決めたの」

レク「ガーネットさん、OKしたんだ?」

メイディア「いいえ。お返事はいただいておりませんけど?」

レク「……じゃあダーリンって……」

 

 勝手に呼んでいるだけだ。

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レイディ・メイディ 13-11

ガーネット「何だ、ソレ!?」

ジャック「浮気現場を押さえられたダメ亭主みたいだな」

 

 横から茶々を入れる。

 

ガーネット「冗談はよせ。何が悲しくて妹とこれまた同じくらいの子に詰め寄られなきゃいけないんだ」

 

 しかも妹の友達は初対面ときたもんだ。

 

クロエ「お兄ちゃんっ!!」

 

 煮え切らない?兄をキッと激しく睨む。

 

ガーネット「あ~……その……何だ。いきなり結婚と言われても俺はまだそういうつもりはないし……」

 

 妹に後押しされて渋々、説得にかかる。

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レイディ・メイディ 13-10

ガーネット「クロエ、この子一体何なんだ?」

クロエ「気にしないで。ちょっと変なの」

メイディア「変じゃございませんっ!! 失礼しちゃいますわ。変なのはクロエさんでしょ」

ガーネット「クロエが変なのは今に始まったことじゃないが……」

クロエ「がーんっ!? ヒドイ、お兄ちゃん!!」

 

 食堂について、学徒の注目を浴びながら席に着く。

 

ジャック「お~♪ 懐かしいな。あのときのままだ」

ガーネット「そこまで懐かしむ程じゃないだろ、アンタだって」

ジャック「いや、皆より多くいたからな。この学食に対する思いでも一入なワケ」

 

 アンラッキーなジャックは、落第ジャックでもあった。

 早くから候補生になれた彼だが、試験に落ち続けてなかなか卒業できずにいたのだ。

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レイディ・メイディ 13-9

クロエ「ハッ!! メイディアッ何言ってんのっ!! 元はといえばメイディアがっ」

レク「うわー 俺のせいだ、俺がボンヤリしてたから~」

フェイト「落ち着けよ。ボンヤリはいつものことだろ」

 

 フェイトの痛烈なイヤミも耳に届いていないようで、おろおろしているレク。

 

レク「俺もついていきますっ」

ヴァルト「ダメだ。大したことはない。こちらはそのまま続けるぞ。散った、散った」

レク「そんな……」

ヴァルト「訓練にはつきものだ」

レク「……ハイ」

 

 この後、集中力を欠いたレクの訓練は散々で、早く保健室に足を運びたかったのに外周りの走り込みを言い渡されてしまう。頭を冷やしてこい、と。

 大惨事を引き起こした原因のメイディアはフェイトにあかんべーをして、自称・婚約者気取りで一緒に保健室へついていってしまう。

 クロエには帰れと責め立てられながら。

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レイディ・メイディ 13-8

メイディア「そこのグラディウスお兄様っ!! ワタクシと結婚なさいっ!!!」

 

 クロエに捕まったまま、巨大ビックボイスで大激白。

 一瞬にして静まり返る練習場。

 

クロエ「……って……」

 

 真っ白になって、石化。

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レイディ・メイディ 13-7

ジェーン・モーリー「えええっ!??」

ジェーン「ちょっ……ちょっと決断早過ぎません?」 アセ

モーリー「初対面でいきなり告白でもビックリなのに、いきなり結婚じゃ重いと思うんだけどぉ~」メイディア「だってワタクシ、急いでいるんですもの。薔薇の騎士ならば相手にとって不足はないハズよ」

ジェーン「いや、向こうの都合がね?」

メイディア「ワタクシを拒むなんてこと、あろうはずがございませんわ。なんたって、ワタクシはエマリー=シャトーの人間なのですから」

 

 また始まった。

例の悪い病気。

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レイディ・メイディ 13-6

 しばらくすると明かりのために各部屋に設置されている魔石がその輝きを失っていった。

 魔石は魔力の供給で輝く仕組みになっており、管理室にある魔法陣の書き換えで明るさの調整をされていた。

 管理しているのは当然、魔術関係の教官たちである。一週間交替で時間になると文字を少しだけ加えたり消したりを繰り返している。

それだけで自動的に明かりが灯され、また就寝時間になると消えるのだった。

 

 

 翌日、氷鎖女の数学授業をわざわざ選んだジェーンが言った。

 

ジェーン「今頃、赤・青クラスがやってるころよね。ちょっとサボッて見に行かない?」

モーリー「賛成~♪」

アン「で……でも」

 

 モーリーも初めからそのつもりで氷鎖女の教科をとった。

 彼はサボッても何も言わないからだ。

 その代わり、全ては自己責任でフォローはしないといった恐ろしい面もあるのだが。

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