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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 68-3

鎮「やるかやらないかの判断は、今決めずともよく考えてからでいい。試験開始までまだ間があるからな」
メイディア「何故そのような話をワタクシに?」
鎮「……姫及び、守護石を守ることを条件に貴族の地位をくれるというのだ。拙者には不要だが、よくすればお前様に譲れる。拙者の代わりが務まるならば向こうはそれでよいのだからな」
メイディア「つまり……返り咲けると?」
鎮「さよう。お前様が望むのなら……だが」
 
 深刻な表情で黙ってしまったメイディアの様子を見ながら、さらに鎮は続けた。
 
鎮「このまま争いから一線を退き、どこかの誰かと身を寄せて生きて行くのが最善のような気がする」
メイディア「…………」
 
 うつむいた顔を上げる。

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レイディ・メイディ 68-2

 これまで生活費だけを置いてスタコラ養成所に戻ってしまうだけの教官がどうしてそんなステキ土産を持ってきてくれたのか不思議にも思わずに彼女は早速、着替えに自室にこもった。
 
メイディア「薔薇騎士レンジャー☆ブラック!!」
 
 鎮のいる1階リビングまで下りてきて、颯爽とマントをはためかせて登場。
 テンションの低い拍手をしてもらって大満足だ。
 
鎮「突然だが、薔薇騎士レンジャー」
メイディア「何かね、良い子の皆!」
鎮『“みんな”?』
 
 右見て、左見て。
 ……一人しかいない。
 まぁいいか。

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レイディ・メイディ 第68話

第68話:黒薔薇の貴婦人、推参!
 養成所の一部であり得ない騒動が起こっていたとき、そこから数キロ離れた小さな町の外れの屋敷ではある少女の命がかかる(?)事件が起きていた。
 
メイディア「ゼェー、ゼヒィー……ハーッハーッハーッ……」
 
 戦闘用人形をようやく倒したメイディアがヨロヨロと井戸までやってくる。
 ずいぶんとたくましくなった腕で水を引き上げると桶を逆さにして頭からかぶってしまう。
 
メイディア「フヒー」
 
 もはや元のお嬢様だった影はだいぶなりを潜めてしまっている。
 
メイディア「おのれ、ミジン子! 何が寂しければコレと遊んでおれですか!」
 
 びしょ濡れになった頭を獣のように振って水滴を飛ばす。

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レイディ・メイディ 67-14

 ものすごい思われ方をしている教官たちには悪いけれども。
 
リク『そうか……ただ威張ってみたいだけでゴザルって言ってたのか……うわぁ……うわーあ……』
 
 まだ「拙者は大人でござるからな。むっふー」などと満足げに鼻息を大きく吐き出している小さな教官を見やる。
 ずっと先生として見ていたけれど、なんだか案外、自分たちと変わらない気がしてきた。
 いや、普段からああいった態度であるわけだが、改めて。
 もうこれは間違いない。拙者やゴザルはとってつけただけで、李紅としゃべる彼が本当の氷鎖女 鎮なのだ。
 自分のことを「俺」といい、「シズ」と言うのが本当だ。

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レイディ・メイディ 67-13

鎮「誰かの代わりになってだなんて、そんなとってつけたような優しさは願い下げだ」
アン「……!」
鎮「それにアンに慰めて欲しいなんて思ってないしな」
アン「それは……私が汚いとか言ったから……?」
  『どうしよう、謝らないと……』
鎮「いや。そうではない。思ってもいないのに上辺だけ言われても相手をするこっちが疲れるだけだ。そうでなくともリクとクロエがチョロンチョロンと周りをうろついてウザイのに」
リク「……えー、ショックー。そんな風に思っていたのー?」
鎮「今までの態度で気づかないのが俺もショックだ」
リク「うわ、ヒド」
 
 笑って頭をかく。
 すでに思いが通じたと思うからこその余裕だ。
 ほんの一時間前くらいなら、まともに受けて凹んでいるところである。
 

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レイディ・メイディ 67-12

リク「うわあっ!? ダメだよ、そんなこと!」
アン「約束して、今すぐに!」
 
 乾燥した風に二つのお下げが弄ばれて揺れる。
 
リク「アン! 戻って!! 危ないから!」
アン「来ないでったら! 近づいたら飛び降りるからっ!」
リク「お願いだから、ホラ」
 
 リクは手立てがなくなってその場から動かずに手を差し伸べる。
 
アン「どうして約束してくれないの!?」
リク「そんな子供みたいな約束、無理だよ。二人とも大事な友達なんだ。口利かないなんて……」
アン「まだそんなこと言うの!? 今、恋人の命がかかっているっていうのに!! そんなに約束するのが嫌なんだ! 私はリク君のためならジェーンやモーリーと絶交できるよ!?」
リク「そんなこと言ったらダメだって。二人が悲しむ」

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レイディ・メイディ 67-11

リク「ともかく、ここじゃマズイから他に行こう。ね?」
 
 図書館での一件と同じ結果が待っているような気がして気が重くなる。
 他に連れ出そうとしたが、アンは頑なに拒んで続けた。
 
アン「先生は大人だから、自分で何とかできるわ! 強いんだもの!!」
 
 おさげの赤茶けた髪を激しく振る。
 
リク「確かに俺は子供で何も出来ないかもしれない。でもあの人を独りにしておくワケにはいかないんだ。強いから余計に独りで抱え込もうとするからダメなんだ、放っておいちゃ」
 
 自分もそうだからよくわかるのだ。
 
アン「どうしてそこまで面倒見てあげなくちゃいけないの!?」
リク「アンだって苦しいときに誰かに側にいて欲しいだろ?」

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