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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 51-10

 黒薔薇訓練の方でも話題はメイディアに集中だ。
 いなくなってもこれだけにぎわせるのだから、大したお嬢様である。
 
リク「それでキース君か」
クレス「………………」
 
 リクのつぶやきをきっかけにクレスはクローバーのことを思い浮かべた。
 幸せになーれ、幸せになーれ。
 メイディアの声がまだ耳に残っている。
 

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レイディ・メイディ 51-9

 メイディアが養成所からいなくなったのをまず初めに知ったのは、同室のアンたちだった。
 夜になっても戻って来なかったからだ。
 その報告を受けたレイオットたちが宿舎内を探す騒ぎとなるが、シラーから事情を打ち明けられ、がっくりと肩を落とすのだ。
 
レイオット「そんなぁ。私たちに一言もなしでぇ?」
シラー「別れ難くなるからですって」
クロエ「でももう会えないのに……」
アン「それで形見分けしていたんだ、服とか」
ステラ「みたいね」
シラー「ごめんなさいね。言うなって口止めされていたから」
ジェーン「仕方ないわよ」
モーリー「いなくなってせいせいしたけどぉー」
ジェーン「まぁ…ね」
アン「……………」
 

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レイディ・メイディ 51-8

メイディア「先生……」
氷鎖女「うん?」
メイディア「…………色々と……ありがとうございました」
 
 ひとしきり泣きわめくとようやくメイディアは、見ているだけで同情を誘うくらい弱々しく立ち上がって扉に手をかけた。
 レヴィアスから見放され、魔力が消失してもうダメかと思っていたときに引き上げてくれた氷鎖女のところにいけば、何とかしてもらえるかもしれないという淡い期待を抱いてきたけれど、やはりダメなものはダメだと悟ったらしい。
 
氷鎖女「もし……」
 
 出て行こうとしたところで、後ろから声がかかった。
 
メイディア「はい?」
氷鎖女「もし、嫌な男の元に嫁ぐのと殺されるのなら、どちらが良い?」
 
 曲がってもいない額当てを直す仕草で、わかりきったことをもう一度問う。
 

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レイディ・メイディ 51-7

 友人たちに渡せるものは譲り渡して、一方的なさよならの儀式を済ませたメイディアは担任教官の下へ事の次第を報告に行って仰天させた。
 
氷鎖女「つまり、嫁に行くと?」
 
 顔のない教官は首を右に曲げた。
 
メイディア「はい」
氷鎖女「要するに、嫁に行くと」
 
 今度は首を左に曲げた。
 
メイディア「はい」
氷鎖女「わかった! 嫁に行くんだ」
 
 最期にポンと手を打つ。
 ……相当、混乱しているらしい。
 

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レイディ・メイディ 51-6

 強い風が吹き抜けてメイディアのスカートが大きくなびいた。

 

フェイト『返事……返事をしないと……』

 

 それだけできびすを返す少女の背中に、何か言葉をかけなくてはという焦りが生じた。

 年が明けて今はもう一昨年になってしまった5月のときと違う。

 心境も、彼女に対するイメージも。

 ワガママ身勝手なだけの貴族のお嬢様だと思っていたのが、努力家で仲間思いのストイックな少女である。

 気が強くて口が悪く、ワガママも健在だが、勝利に対する執念と度胸、仲間を救うために走る勇気や割に生真面目なところも十分に魅せてもらった。

 表面だけで何も見ていなかったのは、自分の方だったと今は反省している。

 ただ……

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レイディ・メイディ 51-5

 しかし、翌日。

 その時刻、その場所に現れたのは、怒りに燃える正義の味方・薔薇騎士レンジャー……になりたいレイオットではなかった。

 

フェイト「メ、メイディア!?」

    『いや、まさかな。果たし状だし……』

メイディア「お手紙は読んでいただけたのですね?」

フェイト「き、君だったのか? お手紙っていうかあれ……」

メイディア「果たし状です」

フェイト「……だ、よ、な」 汗。

メイディア「仕切り直しですわ」

 

 仕切り直しといわれても。

 メイディアと共闘はしても、ライバルとして戦った覚えはない。

 常にチームメイトだったからだ。

 冷たい木枯らしが吹き抜けて、二人の髪を踊らせた。

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レイディ・メイディ 51-4

リク「君は、厳しい事を言うんだね」

メイディア「そうかしら? でも、心配しないで」

リク「?」

メイディア「キース君はこんなヒドイこと、絶対に言ったりしないから」

リク「なんだ。ヒドイこと、言っている自覚あるんじゃない」

 

 苦笑いを浮かべる。

 

メイディア「だって貴方はこんなこと、言われたことなさそうだもの」

リク「ないね」

メイディア「戻って部屋でシクシク泣くといいわ」

リク「ははっ、じゃあ早速そうしようかな」

メイディア「うん?」

 

 今度はメイディアが目をしばたかせる番だ。

 

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