忍者ブログ
NinjaToolsAdminWriteRes

ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

HOME ≫ Entry no.795 「レイディ・メイディ 51-10」 ≫ [801] [799] [798] [797] [796] [795] [794] [793] [792] [787] [786]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


レイディ・メイディ 51-10

 黒薔薇訓練の方でも話題はメイディアに集中だ。
 いなくなってもこれだけにぎわせるのだから、大したお嬢様である。
 
リク「それでキース君か」
クレス「………………」
 
 リクのつぶやきをきっかけにクレスはクローバーのことを思い浮かべた。
 幸せになーれ、幸せになーれ。
 メイディアの声がまだ耳に残っている。
 

▽つづきはこちら

クレス「メイディアは……望みがかなったって言っていたけど、幸せになれるのかな?」
リク「好きな人が他にいたけど……どうだろうね」
クレス「他にいたのに嫁に行ったの?!」
 
 てっきり願いは想い人と結ばれるようにだと思っていた。
 願いが叶ったと言った後で結婚の話だったから。
 
リク「仕方ないんじゃない? あとは相手がよい人であることを願うばかりだね」
クレス「……くそっ。クローバー、自分が持って行けば良かったじゃないか」
カイル「クローバー? ああ、アレか」
 
 場面を思い出してカイルが天井を見上げた。
 
クレス「バカ」
カイル「えっ!? 俺!?」
クレス「うるさい、お前じゃない! ……お前もバカだけど」
カイル「ナニィ!?」
 
 彼らは知らない。
 2カ月後、彼らが3回生になる4月に公妃メイディアの悲報が届くことを。
 公爵領エグランタインに向かう花嫁本人でさえもまだ知らない未来なのである。

拍手[0回]

PR

●Thanks Comments

●この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
E-mail
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード ※投稿者編集用
秘密? ※チェックすると管理人にしか見えません

●この記事へのトラックバック

TrackbackURL:

≪ レイディ・メイディ 第52話 |PageTop| レイディ・メイディ 51-9 ≫

もくじ ▽

初めましての方へ☆必読お願いします ▽

金魚飼ってます☆ ▽

さらに金魚飼いましてん☆ ▽


ブログ内検索

カウンター

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新TB

フリーエリア


※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【ゼロ】  Design by NUI.T  Powered by NinjaBlog