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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 51-10

 黒薔薇訓練の方でも話題はメイディアに集中だ。
 いなくなってもこれだけにぎわせるのだから、大したお嬢様である。
 
リク「それでキース君か」
クレス「………………」
 
 リクのつぶやきをきっかけにクレスはクローバーのことを思い浮かべた。
 幸せになーれ、幸せになーれ。
 メイディアの声がまだ耳に残っている。
 

▽つづきはこちら

クレス「メイディアは……望みがかなったって言っていたけど、幸せになれるのかな?」
リク「好きな人が他にいたけど……どうだろうね」
クレス「他にいたのに嫁に行ったの?!」
 
 てっきり願いは想い人と結ばれるようにだと思っていた。
 願いが叶ったと言った後で結婚の話だったから。
 
リク「仕方ないんじゃない? あとは相手がよい人であることを願うばかりだね」
クレス「……くそっ。クローバー、自分が持って行けば良かったじゃないか」
カイル「クローバー? ああ、アレか」
 
 場面を思い出してカイルが天井を見上げた。
 
クレス「バカ」
カイル「えっ!? 俺!?」
クレス「うるさい、お前じゃない! ……お前もバカだけど」
カイル「ナニィ!?」
 
 彼らは知らない。
 2カ月後、彼らが3回生になる4月に公妃メイディアの悲報が届くことを。
 公爵領エグランタインに向かう花嫁本人でさえもまだ知らない未来なのである。

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