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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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エリート未満:4

「それであの、もう一度、声をかけてもらお」
「えっ?」
 
 つまり、彼が言いたいことはこうだ。
 これから頑張ってもう一度レヴィアス先生を振り向かせようというのである。
 だけどそんなのは無理だ。
 一度、目をくれなくなったら二度とは興味なんて持ってくれっこない。
 
「それでな。お前はこう言ってやれ。“考えてやってもいいぜ”ってな」
「でも俺……もう……」
「……出来るよ。出来る。ナニ、すぐさ。……俺がついてる」
 
 表情は口元だけ。
 その口がイタズラを仕掛ける子供みたいにニヤリと引き伸ばされた。
 …………………………これを聞いたとき、俺は、この人がすげぇ好きだと思った。

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エリート未満:3

「人にはな。生まれながらの魔力容量の限界というのが決まっておって、こればかりはどうにもならぬ。これが大きい奴が恐らく魔術師としての才といっても良いでござろうな。…物覚えは遅くともどうにでもなろうからやはり最終的には器の差か。拙者が見たところ、手前は先の二人に比べて小さいように思える。あくまで未熟な拙者からの視点だが」
 
 風変わりな教官の言葉には申し訳程度に慰めが入ってはいたが、その言葉はずんと心に堪えた。改めて才能がないと言われたようなものである。
 彼はクソ女に言っていたが、カーテンを隔てた俺にも言っているように聞こえた。
 
「ヤツラは確かに特別だ。才のない者が努力で補うことは無論できるが、限界もあろうだが、手前も捨てたものではない。器がいくら大きくても使い切れなくては、ただの宝の持ち腐れ。大抵の者はな、持てる器をいっぱいまでにせん内にいっぱいと思い込んで止まってしまうよ。だからな、多少小さかろうが、めいいっぱい使える方が強い」
 

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エリート未満:2

 倒れてピクリともしない姫様の側には、最後の魔法が放たれる直前に飛び込んだやはりクレスと並び立って天才の名高いリク=フリーデルスが防御壁を貼っていた。
 メイディア嬢とは違い、指輪を使った俺の最大の魔法をこんなヤツラに……!
 くそっ、こんなの何かの間違いだ!
 ヤル気満々の俺にとってはありがたいことに試合の続行が言い渡された。
 もう使い物にならない姫さんじゃねーぜ?
 天才少年・クレス=ローレンシアだ。
 コイツを倒せば、俺の方が優れているって証明される!
 トニアなんかに馬鹿にされない!
 見返してやれるんだ。
 そしてレヴィアス先生は俺に言うんだ。
 君が一番だって。

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レイディ・メイディ番外編:4 エリート未満

「………壊してしまえ」
「ハイ」
尊敬する教官から与えられたのは、魔力のこもった指輪だった。
練習試合でエリート軍団と名高い我々がこれ以上、
わけのわからない雑草クラスに負けるのをレヴィアス先生は見ていられなかったんだ。
俺は初めて触る魔法のアイテムをぎゅっと握り締めた。
スゲェ。カァーッコイーイ♪
コレを与えられたということは、だ。
俺にこの流れを止めて来いっていうことだ。
それは、信頼されているってことじゃねーの?
そうさ。
俺は本当はスゴイんだ。
本当は隠された才能が眠ってて、まだ目覚めていないだけの天才なんだ。
だってホラ。
先に背が高くなる奴って止まるのも早いってゆーじゃん。
才能だってきっと同じだ。
俺の方が後から伸びるタイプなんだよ。
……きっと。
 
 
レイディ・メイディ番外編:4
エリート未満
 

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図書室から~あとがき

 えーと、リクのお父さん著「ニンジャの全て」が主人公のお話でした。
 希月さんがイタズラに描いたパロ漫画(だったよね?)から大発展だよ(笑)
 薔薇騎士企画の醍醐味でもありますけどね(^-^)
 
使える材料はみんな使えー!みたいな(笑)
 材料を上手く使えたり、リンクできたりすると書いてて達成感が…(笑)
 やってやったゼ☆みたいな、ね(^_-)-☆


 十数年後にまたあの本を手に取るのは、ジャックの、レティシアの、クロエの、リクの子供です。
 他にもきっとチョロチョロとバカモノたちが手にするでしょうけど。
 あー、薔薇騎士Ⅱがやりたーい。

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図書室から~2

 2年後。
 持ち主は私を迎えにはこなくなった。
 図書室の隅で頭を垂れる姿も見かけない。
 どうやら、卒業できたらしい。
 よかったな。
 少し寂しい気はするが、私は嬉しいよ。
 後から友人となった少年も来なくなったから、彼も一緒に卒業したのだろう。
 立派な騎士になってくれよ、二人とも。
 二人がいなくなると本当に私を棚から引き抜く手はなくなり、私はただの寂れたオブジェとなっていた。
 誰かか手に取ってくれる日を待って眠りにつく。
 
「ハッ!? こっ、これは!?」
 

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レイディ・メイディ番外編4 図書室から

私は、本である。
甲斐性ナシのダメ男が金儲けのためだけに書いた120%嘘っぱちの本。
あまり知られていない外国のことを書けばそれなりの部数は出るだろうと踏んで
テキトーにでっちあげた、真実のない本。
こんな私だが、少年少女、ときには枯れ果てた中年にさえ夢を与えることもある。
例えそれが嘘だとしてもいいじゃないか。
一時的に楽しい時間を提供できたなら。
私の役目はそれでいい。
 
レイディ・メイディ番外編4
~図書室から~

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