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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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ヒーローの条件:2

 さて、町に到着した私は松葉杖を供に中央広場へと繰り出した。

 この広場では、日曜になるとよく催しものを開催している。

 古着市であったり、焼き物市であったり。

 時にはサーカス団や今日のように劇団が来ることもある。

 私が熱を上げている薔薇騎士レンジャーというのは、その名のとおり、国が誇る薔薇の騎士団をモデルにしたヒーローショーである。

 悪をバッタバッタとなぎ倒す正義のヒーローに憧れない者はいない!……ハズ。

 懐中時計をポケットから取り出して確認するとまだ8時だった。

 レンジャーショーまではまだ3時間もある。

 うむむ。退屈だ。

 ちょっとハリキリ過ぎちゃったかなぁ。

 お店も開いてないし……と、思ったら。

 露天商が準備を始めているぞ?

 ショーにあやかって、薔薇騎士レンジャーグッズが盛りだくさん!!

 ハァハァ。

 なんてイカスお店だろう。

 フラフラと私は吸い寄せられていった。

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レイディ・メイディ番外編3 ヒーローの条件

ヒーローの心構え。

1、ヒーローはヒーローだから、ヒーローなのだ。

2、ヒーローは何者をも恐れない。

3、ヒーローは常に正義の味方だ。

4、ヒーローはくじけちゃいけない。

5、ヒーローは強くなくちゃいけない。

6、ヒーローは子供の憧れであり続けなくてはならない。

今の所、試験に出るからそのつもりで。

 

レイディ・メイディ番外編3

ジャック短編

ヒーローの条件

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艶街の花 2

 ホラ、ちゃんと見てよ!

 って、ああ、字が読めないんだった。

あはは、そういうあたしも。

 でも一晩買ってくれた商人のおじさんに読んでもらったのよね。

 身分は関係ないんだって!

 薔薇の騎士の称号を手に入れたら、世襲できない一代きりで名前だけだけど、ナイトの位がもらえるんだって!

 貴族のはしくれなんだってさ!

 すぅーごーい☆

 これはこの生活から抜け出せるチャンスじゃなーい?

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レイメイ番外・モーリー編 艶街の花1

  

の花にきれいな水を。

日陰の花に日の光を。

 

薔薇の騎士団

レイディ・メイディ番外
モーリー編

「艶街の花」

 

「そろそろアンタも春を売りな!」

 

 あたしが13にもなるとこれがママの口癖になった。

 あたしらは春を売って…つまり男に体を売ってなんぼの商売してる裏の女たちだ。

 花の都と謳われるローゼリッタの中心部から少し外れた町。

 治安のよい整った町並みは表向きの顔。

中央から一歩外れた通りに迷い込めば、たちまち饐えたドブの臭いのたちこめる貧民街。

 立ちんぼ娼婦が今夜の寝所を求めて男漁り。

ゴミ箱に今日の糧を求めて群がる浮浪者たち

 少し身なりがいい人間が間違って踏み込めば、希望をもたない子供達が恵みを恵みをとすがりつく。

 1週間に1回くらいは川に死体が上がる、そんな街。

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閉ざす、扉。 後書き蛇足

終るの早ッ!? 3日で終っちゃうなら、一気に載せておけばよかったかな;

短編をプツンプツンと切るとなんか全体の流れが……(汗)

もっと長いと思ってたから分けたのですが、意外に短かった。あわわ。

 

えーと、今回のコレ、急ぎで書いたものでした。

作成日数たぶん1、2日くらいじゃないのかな;

別に短編物語にしなくても、フツーの設定として出せばよさげな、現在の鎮になるまでの経過です。

無駄に長いのにつまらないよ!!(爆)

かなり集中力散漫な状態で書いてしまったので、何が言いたいのかわかんない内容に…! ぐふっ。

ていうか、こうして時間が経って改めて見てみると、イメージイラストをそれまでにもさもさ描いていたのに頼ってのこの短編だから、初めてこれだけを読む人にはちょっと伝わりづらいかなーっと思いました。

うう、すみません。ショボン。

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閉ざす、扉。 5

  全てを包むなんて芸当、たぶん、人間にはできない。

それを成せるのはきっと我らを見下して愛でる傲慢な神様という奴に違いない。

彼女も人間の例に漏れず、女神などでは決してない。

例え世の中の全てが敵に回っても、私だけは貴方の側にいるから。

どうしてそんなできもしない夢のような言葉をあのとき信じてしまったのだろう。

結果はこれまでと同じだとわかりきっていたハズだ。

甘い。

甘すぎる。

弱い。

弱い自分に吐き気がする。

そうして彼女は俺の額当てに手をかけて絶句した。

思わず息を呑んで、後ろによろめく。

“こんなハズじゃなかった”、ですか?

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閉ざす、扉。 4

 当時、貴族の間では、音楽に絵画に才能がありそうな連中を集めて支援し、後ろ盾となってくれる「ぱとろん」というのが流行っていて、ほんのちょっぴし名が通るようになってきた「氷鎖女 鎮」にもお声がかかったんだ。

金持ちの道楽で、自分のひいきの芸術家が有名になれば鼻が高いというところだろうか。

それも俺は異国民だったから、なおさら珍しかったんだろうな。

……異国民?

ああ、そう。

ここは俺の考えていた「都」なんかじゃなかった。

ずっと果ての果てにある大陸だったんだ。

俺のいたのは東にあるちっぽけな島国で、つい最近まで地図にも載っていなかったらしい。

未だに国によっては知られていない、知名度の低い野蛮な島国だった。

そういうワケで俺は貴族さまさまのお気に入り。

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