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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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アローン・アゲイン あらすじ

「風を継ぐ者」を熱く語ったのに、消えちゃったからスネるゼロ。o( ̄^ ̄o)彡プイッ
とても今は続きを書く気分じゃないので、もう一編の「アローン・アゲイン」の方を。
(結局、後日書き足してアップしましたが)
こちらは現代劇なんですが、この2日で4編読んで思ったこと。
やっぱりキャラメルは時代劇だな!(笑)
アローン・アゲイン、我はちょっとダメでした(;´∀`)
好きな人、ごめんちゃい;

またしても長ったらしくなってしまったので、あらすじの記事を分けることにしました。
今回はとりあえず、あらすじ。
まとめるのが下手で、スミマセン(;´∀`)


▽つづきはこちら

「アローン・アゲイン」
落ち目で売れない女優・清水あおいに、再起を狙うためだとマネージャーの葉子が持ちかけたのは、本の出版。
葉子の弟で小説家志望のノンフィクションライターの光男に書かせた「清水あおい」著のエッセイが大ブレイク。
これを気に入った出版編集者・嵐山がウチで自伝小説を出さないかと持ちかけてくる。
ゴーストライターを使って嘘をついてまで脚光を浴びたくないと渋るあおいだったが、今回だけだとマネージャー・葉子に押されて仕事を受けることに。
仕事を受けるといっても実際に「仕事」をするのは、ゴーストライターの光男だが。

小説を書くためにあおいに取材をする光男。
彼としては、書くための材料をそろえるために質問には素直に答えてもらいたい。
しかしあおいは何でもかんでも突っ込んで聞かれるのは、あまりイイ気がしない。
最初から衝突気味の二人。
けれどなんとか書き上げた本が、新人賞に選ばれる。

この自伝小説を映画化したいと言う大手映画会社が現れた。
落ち目のあおいを主役ではないが、主人公の親友役で出演させてくれると言う話も持ち上がる。
マネージャーの葉子は、何であおいが主役じゃないなら断ると言ってくれなかったのかと上司(専務)をなじる。
そんなところへ嵐山とは別の出版社の編集者・咲子がやってきて、お仕事を引き受けて下さってありがとうございますと礼を言ってくる。
なんのことだと思ったら、専務が勝手に引き受けてしまっていた。
(専務はゴーストライターを嫌っており、今回のことも裏に光男がいることは知らない)
半年のエッセイ連載をして、原稿が溜まったら単行本にしようという話だが、そもそもあおいは本を出すのは気乗りしていなかったのをマネージャーの葉子が再起のきっかけにするためと仕掛けたお芝居のようなもの。
これはマズイと葉子はあの手この手で断ろうとするが、なんと、当のあおいがOKしてしまう。

そこへ最初に本を出しましょうと持ちかけてきた編集者・嵐山が次の仕事を持ってくるが、専務は咲子の出版社の方が力があるので、嵐山を袖にして咲子に胡麻をする。
自分は諦めませんよと立ち去ろうとする嵐山を葉子が追いかけて、弟の光男が本人として書いた原稿を読んでもらえないかと無理を承知でお願いする。
嵐山は、才能を発掘することが自分の生きがいだと快く受け取って去っていく。

またしても「清水あおい」として執筆することになった光男は、臨場感を出すためにあおいに毎日ついて回って、ネタを拾いたいと提案。
あおいはそれはさすがに困ると断るが、光男は「俺は作家だ。面白いモノを書きたいんだ」とゆずらない。
だがあおいは前の小説で嘘を書かれたと反発。
自分が主人公なら、あんな安っぽい恋愛小説にはならなかったと。
光男は光男で、あれは嘘ではなく、作家のしての想像だと主張。
二人で喧嘩になりかけるが、間に葉子が入ってとりなす。
あおいの嘘だけは書かないでという言葉を受け、光男は本当の君だけを書くと約束、合意。

そんなところへ、あおいの妹のみのりが勤める幼稚園で火事があったと緊急電話が入る。
あわてて駆けつけるあおいだが、火事というよりはただカーテンが燃えただけのボヤで大したことはなかった。
ただ、幼稚園の職員・のぶ枝があわてて消防車を呼んでしまったために、室内は水浸し。
しばらく使いものにならなくなってしまった。
だが大変なのは、教室が仕えなくなったことだけではない。
実はこの幼稚園は、少子化に加えて、近年近くに園児の為の進学塾?ができたために生徒数が激減していたのだ。
そんなときにこんな騒ぎを起したのでは、園の信用問題に関ってしまう。
ボヤを起したみのりは責任を感じるが、同僚ののぶ枝はみのりが悪いんじゃない。
自分が原因だと名乗り出る。
だが、園長の将太は、もともと資金繰りのためにあちこち借金をしており、もうこれ以上はやっていけない状態だったのだと二人を責めない。
そしてとうとう園を閉めようと決意する。

将太はあおいの大学時代の演劇部の仲間の一人であり、また、かつて恋した相手だった。
俳優になる夢を諦め、家の事業である幼稚園を継いだのに、それさえも手放そうとしている将太が歯がゆくて仕方がない。
それに幼稚園は演劇部の仲間たちで練習した思い出の場所。
あおいにとっても手放したくない場所だったのだ。
本で印税が入ったから、自分がお金を工面すると申し出るが断られてしまう。
困っていると何で一言いってくれなかったのかと詰め寄れば、あおいに心配かけたくなかったという。

場面転じて、大手編集者・咲子と葉子の打ち合わせ?シーン。
咲子があおい(光男)の原稿を読んで葉子と話しているところに、ライバル社の編集者である嵐山がやってくる。
光男本人として書いた小説の原稿を葉子に返すためだ。
葉子に対し、嵐山は弟さんの小説には一番大切なものが欠けている。もっと勉強をした方がいいと厳しい評価を言い渡す。
そこへあおいが撮影セットの上から落ちて負傷したとの知らせが届く。
あわてて病院に駆けつけるが、頭に三針縫っただけで、他は特に異常は見られないという事で頭が痛いと言いつつもピンピンしていた。
知らせを受けて同じく駆けつけてきた大学時代の演劇仲間の二人も一安心。
雑談しているうちに、今日は幼稚園を売り渡す日であることを友人の一人が口を滑らせてあおいにバラしてしまう。
血相を変えたあおいは、詳しい検査結果が出る前に将太の元へ駆けつける。

あおいは将太説得を試みるが、妹・みのりがどれだけ将太が幼稚園を続けていくために苦労してきたか知りもしないくせに口を挟むなとブチ切れる。
今までだって、努力してこないわけがない。
努力して努力して、結果、どうにもならなかった。
閉めたくて閉めるわけじゃないのに、部外者が横から出てきて何よ。
というようなカンジ。だったかな。ちょっと怪しいけど、大まかには(笑)
あおいは今まで知らん顔をしていて、幼稚園がなくなると聞いて急に惜しくなった……というわけではなく、これまでも本当はずっと心配はしていた。けれど、仕事が忙しく、次の休みこそ会いに行こう、次の休みこそと思っているうちに今度は仕事が減ってきてしまい、自分の沈んだ声を聞かせられないと、次の仕事が決まったら……と思っていうるうちにあっという間に何年も過ぎてしまっていた。
みのりが将太のことを好きだと知っていたために、みのりに将太の様子を聞くわけにもいかなかったのである。
みのりにキレられたあおいは、横槍を入れたことを謝罪して去る。

場面転換。
自伝小説の映画に役をもらえたあおいだったが、怪我をしてしまい、しかもその日の内に大したことはなかったことを報告せずに将太の幼稚園の方へ行ってしまったため、降板されてしまう。
そんなあおいが唐突に専務に十年分の給料を前借させてくれ。一億、貸してくれと頼み込む。
専務は二度も役を下ろされたヤツにそんな大金は貸せない。本だって、いつまでも売れるとは限らない。そう断る。
わかりましたとあおいは出て行ってしまう。

あおいが目指したのは、取り壊しの決まった幼稚園。
将太に渡したい物があるのだが、まだ怒り心頭の妹みのりが取り合ってくれない。
そこへ将太本人が登場。
あおいは現金の入った封筒を渡そうとするが、こんなものは受け取れないと将太。
コレは本の印税で、あの本は実は自分が書いたのではない。自分が持っていてはいけないお金だから気にしないで収めてくれとあおい。
この行動を激しく批難するみのりにのぶ枝が間に入ってとりなそうとする。
するとみのりの攻撃心がのぶ枝にも飛び火。
他人のあんたが口出しするなと口走ってしまう。
これに怒ったのは、将太の弟で一緒に幼稚園を切り盛りしてきた文太。
火事を起したのは、のぶ枝ではなく、本当はみのりであることを告げてしまう。
実はストーブをつけたままで眠ってしまい、火事を起したのはみのりだったが、そのときの記憶がなくなっていたみのりのためにのぶ枝がかばって自分のせいにしておいたのだった。
実際には、のぶ枝は文太に夜食を買ってきてと頼むために外に出ており、現場にはいなかった。
それを聞かされたみのりは、幼稚園がなくなるのは全て自分のせいだと思い、ショックを受ける。
将太は火事が起ころうと起こるまいともう限界だったと言うが、みのりは責任を感じてカッターを手首に当てて自殺を図る。
みのりは将太の側にいて一生懸命に働いて振り向いてもらおうとしていたのに、自分の夢を叶えて遠くに行き、側にもいないで、それなのに将太に好かれていて、何の苦労もせずに全てを手に入れている姉が妬ましかった。
姉のあおいは、そんなことはない。女優業も調子がよかったのは初めだけだったと答える。
しかし、懸命な二人の説得にも耳を貸さず、私なんか死んだ方が将太さんのためなのよ!などと興奮して危険な状態のみのり。
あおいは昔、演劇部で練習した台詞を突然言い始める。
あの劇だと気がついた将太もそれに合わせて続ける。
みのりの前で延々と続けられる二人だけの劇。
と、唐突にあおいはシリアスな場面に台本にないギャグ台詞を潜りこませ、みのりを笑わせることに成功。
笑ってしまったみのりの負けだと将太は言い、私の演技もまだまだ捨てたものじゃないでしょう?とあおい。
お芝居を諦めないのかと問うみのりに、あおいは諦めないとキッパリ答える。
「諦めてしまったら、一番最初の観客に怒られる。私が頑張って、いいお芝居して、一番喜んで欲しいノは、あんたなのよ。いなくなるなんて、絶対に許さない」
その言葉にみのりの心は氷解。
姉妹、和解する。

一連の事件を乗り越え、事務所に戻ったあおい、葉子。
それに連れられてきた光男。
事務所には、あおいの小説は光男が書いたのではないかと見破った咲子が専務にその話をしているところだった。
ゴーストライターが裏にいた事を専務に告白しようとしていたあおいは、咲子にエッセイの仕事を下ろさせてくれるように頼む。
迷惑をかけて申し訳ないが、これ以上は嘘をつきたくないと。
光男と専務は、女優として成功させるためには、事実を伏せてそのままあおいが書いたと言う事で続けて行けばいいという意見だったが、咲子はプロとしてのプライドもあるし、もし明るみになったら自分の会社の信用問題に関ると首を縦に振らない。
それよりも、あの小説を書いたのがあおいではなく、光男だというのなら、光男と仕事がしたい。と咲子は光男を誘う。
彼女はあの文章を書いた人間の才能に惚れたのであって、それがあおいだろうと光男だろうとどっちでもよかったのだ。
本人なのであれば、そっちと組みたいと思うのは当然である。
けれど光男は自分には才能なんてないと否定する。
自分が自分として書いた小説は、嵐山の眼鏡にかなわなかった。
自分には決定的な何かが欠けているようだ。
あおいとして書いた小説が受賞できたのは、たまたま選んだ題材がよかっただけのことだと自信をなくす。
だが、咲子は言う。
あの小説が面白かったのは、作者の心の痛みがひしひしと伝わってきたからだ。
嵐山が欠けていると言ったのは、その痛みではないか。
光男はあおいが感じていた痛みを共に感じていた。それほど深く、あおいの心に迫っていたのだ。と。
それでも自分はまだまだあおいのこなんてわかっていないと否定する光男に、あおいも「そんなことはない」と咲子の意見に同意する。
あおいが光男に対し、終始、嘘を書くな、こんなのは私ではないと言い続けてきたのは、隠していた本当の気持ちを暴かれて悔しくて恥ずかしかったためだと言う。
光男は、あおいの将太への想いや、口に出来ない想いを自分が書かなければ絶対に表に出すことはないだろうと思い、だからどうしてもあおいの心を書きたかったのだ。
まだ書ききれていない、まだあおいを感じていたい光男に、もう私のことは書かなくていい。光男に助けてもらわなくても、これからは自分の気持ちはちゃんと自分で口にしていくから。
そう、成長を見せるあおい。

こうしてあおいを側で見続けることで、いつの間にか育っていた光男の恋は終わりを付ける。
光男は咲子の申し出を受け、一人の作家としての道に踏み出す。
あおいは自分が下ろされた現場に足を運び、自分の役はないが毎日通うことで監督に根性のある女優として気にいられ、次の映画に使ってもらうこととなる。
一緒に仕事がしたいと熱心にあおいを追い回していたけれど、いつもすれ違って会うことさえできないままだった嵐山は、あおいとは縁がなかったものとスッパリあきらめており、今日はあおいとは別の用事で来たとプロダクション事務所に訪れ、葉子に結婚前提のお付き合いをとお願いする。
みのりはと言えば、あの事件で将太への想いに区切りをつけられたようで、他の幼稚園で元気に働いている。
のぶ枝は見合い結婚が決まり、北海道へ。
将太は塾の講師として再出発。

そして光男は、「ファーザー・アロング」という小説でベストセラー作家となり、ラジオ番組に出演。
ファーザー・アロングは、あおいとの出会いから終わりまでを書いた内容。
実は光男はあおいのことが好きだったのだとラジオ番組で語る。
本人に伝えることのなく終わった恋。
ファーザー・アロングは「もっと遠くへ」という意味だとDJに尋ねられて答える。
番組出演が終わり、咲子が「さぁ、行きましょう」。
行きかけて、ふと光男は振り返り、「一人で行けるさ。もっと遠くへ」。


■□■


と、こんなカンジです。
感想は、次の記事にて。
















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