HOME ≫ Entry no.2047 「風を継ぐ者」 ≫ [2053] [2052] [2048] [2051] [2049] [2047] [2046] [2045] [2044] [2043] [2042]
風を継ぐ者
2012.11.03 |Category …映画・小説・漫画等の紹介・感想
(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!
せっかくモリモリ書いたのにまちごって全消ししちゃったよ~。゚(゚´Д`゚)゚。
もう一回書くのメンドクセー!!(爆)
保存しながら描き進めれば良かった~_| ̄|○ il||li
手元見てないので、どこを押したt0からないけど、どこか変なボタンを押してたまにいきなり消えちゃうんだよね、打ってる間に。
一体、どこを押してしまっているんだ(TωT)
BackSpaceを押そうとして、何か押しているから、たぶんその周辺のキーだと思うんだけど……。
(´・ω・`)ショボーン
またしても、キャラメルボックスの戯曲台本のあらすじと感想。
風を継ぐ者とアローン・アゲインが1冊に収録されていますが、長いので、別々に書くことにしました。
こっち↑を先に。
例によって例の如く、長いので気分がお暇な方だけどーぞ☆
せっかくモリモリ書いたのにまちごって全消ししちゃったよ~。゚(゚´Д`゚)゚。
もう一回書くのメンドクセー!!(爆)
保存しながら描き進めれば良かった~_| ̄|○ il||li
手元見てないので、どこを押したt0からないけど、どこか変なボタンを押してたまにいきなり消えちゃうんだよね、打ってる間に。
一体、どこを押してしまっているんだ(TωT)
BackSpaceを押そうとして、何か押しているから、たぶんその周辺のキーだと思うんだけど……。
(´・ω・`)ショボーン
またしても、キャラメルボックスの戯曲台本のあらすじと感想。
風を継ぐ者とアローン・アゲインが1冊に収録されていますが、長いので、別々に書くことにしました。
こっち↑を先に。
例によって例の如く、長いので気分がお暇な方だけどーぞ☆
▽つづきはこちら
「風を継ぐ者」
優しく真面目でお人好し。足は超ッ速。けれど剣の腕はイマイチな「立川 迅助」。
剣の腕は立つけれど、クールでいつもどこか他人と距離を置いて観察しているような節のある「小金井 兵庫」。
二人の若者が新撰組に入隊する。
二人が配置されたのは、沖田総司が隊長を務める一番隊だった。
後に歴史書に残ることになる、「池田屋事件」。
敵である長州藩士二人を追い詰めた沖田・迅助・兵庫。
そのとき、突然、沖田が吐血。
迅助は命令どおり、逃げる敵に追いすがろうとするが、沖田さんを置いて行けないだろうと兵庫に言われて敵を見逃してしまう。
親を失っていた迅助と妹「その」は、叔父の家に世話になっている。
その叔父が医者なので、沖田を見てもらおうと連れて行く。
残念ながら、叔父は往診で不在。
しかも家族は皆、ならず者の集まりと悪評高い新撰組が大嫌い!
迅助が京の都の人々を守るのだと息巻いて新撰組に入隊したのも猛反対だったのだ。
特に「沖田」というのは、新撰組の中でも一番の乱暴者だと噂に聞いたとブーイング。
その「沖田」本人は、名前を聞かれてつい、「三鷹です」と別の隊士の名前を名乗ってしまう。
何だかんだと文句を言うものの、そこはお人好しな迅助の家族。
結局、病人を放っておくことは出来ず、受け入れることに。
あいにくと医者である叔父は留守だが、いつも診察の手伝いをしている娘・つぐみ(迅助とその兄妹にとっては従姉妹にあたる)が診てくれることに。
それから度々、屯所を抜け出して診療所へ通う沖田と付き添いの迅助。
近藤や土方に心配させたくない沖田は、体調を崩しているコトを隠していたが、土方は二人がコソコソ出ていくのに気がついていた。
時は移り、蛤御門での戦い。
薩摩軍に敗れた長州軍は敗走。
戦火が京都の町を焼いた。
燃えさかる市中で、足を怪我して動けなくなっていた婦人を見つけた迅助は、兵庫と共に叔父の家まで運ぶ。
診療所に担ぎ込まれた婦人・美弥は、動けるようになるまで、迅助の叔父の家に世話になることに。
しばらくすると美弥の弟・剣作がやってきて、叔父一家に礼を言い、金子を渡す。
美弥は夫の墓参りに来ていて、火事に巻き込まれたという。
実は美弥は、池田屋事件のときに沖田に殺された長州藩士の妻だったのである。
それを聞いた一家は、衝撃を受ける。
新撰組隊士の家族であることに責任を感じたそのと叔母がそのことを打ち明けようとしたところに、沖田を連れた迅助、兵庫が現れる。
仇である新撰組の羽織を見て、いきり立つ剣作を姉の美弥が止める。
自分を助けてくれたのは、この人だと迅助を示し、この人たちが助けてくれなかったら、今頃、自分は焼け死んでいた。
新撰組にも色んな人がいる。
恨むなら、沖田だけを恨みなさい、と。
美弥を休ませるために、叔母とそのが連れて行き、弟である剣作も泊まっていくといいと勧められて一緒に奥の部屋へ消える。
美弥と剣作がいなくなったところで、沖田の診察を始めるつぐみは、三日に一度は来いと言うのに多忙を理由になかなか診察を受けにこない沖田を叱る。
沖田が「この身体は自分のモノだけではない。節であるからには、帝のものであり、上様のものでもある」と言うと
つぐみに「貴方が死んだって、将軍が悲しんでくれるわけでもない。もっと身近な人が悲しむということを考えるように」と諭される。
つぐみに説教された沖田は、女子なんかに自分の気持ちはわからない!と走り去ってしまう。
つぐみはただ、三鷹(沖田)が心配で治してあげたいと思う一心からだったのだが……
場面変わって、道場での稽古。
土方に習って腕を上げたと得意になる三鷹(本物)に対して、それならばと沖田は迅助に剣を教える。
そんなところへ兵庫がつぐみをつれてやってきた。
本物の三鷹がそこへいることで、危うく正体がバレそうになるも兵庫が上手く三鷹(本物)を外に誘い出してくれて、難を逃れる。
迅助も出て行って道場には、沖田とつぐみの二人きり。
こんな所まで何しに来た!?と釣れない沖田に、いくら言っても診察を受けにこないからだとつぐみも負けていない。
つぐみは医師として、沖田の身体のために剣を置いて治療に専念するよう再三の注意を促すが、沖田は休んでいられないと全く耳を貸さない。
それならば、病が実は大変なものである事実を迅助にも伝えると怒り出すつぐみ。
迅助にも労咳であることは隠していた沖田は、今後はちゃんと医者の言う事を聞くと渋々約束する。
顔を合わせれば、ぶつかってばかりだったが、本当は沖田もつぐみに感謝している気持ちを伝え、別れる。
これを見ていた土方は、二人が心を寄せ合っていると見抜き、つぐみの父(迅助の叔父)に会いに行き、娘さんを沖田の嫁に欲しいと申し出る。
つぐみの父は、つぐみには人並みの幸せを手にして欲しいと願っており、自分のような医者や武士のところにだけは絶対に嫁がせるつもりはないと断る。
なおも食い下がる土方の前に叔母から話を聞いたつぐみが現れる。
土方は本人に色よい返事をと詰め寄るが、間に入った父親が頑として聞かない。
また三日後に来るといい残し、土方は去る。
入れ違いに約束どおりの診察を受けに来た沖田と迅助が、一連の騒ぎのことを聞き、正体がばれてしまったことを知る。
土方が嫁に欲しいと尋ねてきたことを知らなかったのかと聞かれた沖田は、土方が勘違いをして迷惑をかけたことを詫び、もう二度と来ませんと宣言。
何故かと問われ、沖田であったと知っていたら、診察してくれなかったでしょうとつぐみの否定に関らず、その場から逃げ出す。
翌日。
10日経って傷が癒えた美弥は弟の剣作と共に戻ることになっていた。
見送りに来た迅助と兵庫に、三鷹さんは来てくれないのかと訪ねる。
実は昨日、ちょっとした行き違いがあって、三鷹は診療所へ来なくなってしまったことを姉弟に告げる。
そこへ池田や事件の時に取り逃がした長州藩士二人が現れた。
しかも妹や叔母、つぐみを人質にとっている。
どうしてこんなところに!? と驚く迅助と兵庫。
実は怪我して倒れていたところから全て、夫の仇を討ちたい美弥と剣作の罠だったのだ。
相手に言われるままに剣を敵に渡した兵庫。
頭に血が上った迅助は、美弥を始めに見つけた兵庫を間者ではないかと疑い、突っかかる。
間者ではないと言い合いを演じながら機転を利かせた兵庫は、迅助の刀をサッと抜いて、美弥に突きつけ、こちらも人質にする。
人質交換でお互い引こうと相手に持ちかけるも、覚悟していた美弥は懐から短刀を取り出して、兵庫を切りつけた。
まさか女の美弥が刃物を振り回すと思っていなかった兵庫は、あっけなく傷つけられ、敵の手に落ちてしまう。
自分以外の大事な人たちを人質に取られた迅助にある条件が突きつけられた。
「沖田の首を持って来い」
剣の達人である沖田を倒すには、味方である者が騙し討ちにする以外ない。
そう、美弥と剣作姉弟は考えたのだ。
妹たちを救うには、沖田を殺すしかない。
迅助は沖田に話があると外へ誘い出す。
妹たちを助けたい。しかし沖田を騙し討ちになんてできない。
葛藤を抱えたまま、ずっと歩き続ける迅助に沖田は、自分を斬りに来たのでしょうとズバリ言い当てる。
刀の柄を握ったままだったよ、と。
わけを聞かせて欲しいと言われた迅助は観念して事情を話す。
沖田を殺せない。かといって、妹たちを見殺しに出来ないという苦しい胸の内を吐き出して、迅助は沖田に勝負を持ちかける。
もちろん、沖田に敵う迅助じゃない。
沖田を殺すために出て行って返り討ちにされたのなら、敵も自分の家族と友人を解放するだろうと思ってのことだった。
しかし沖田はそれを断り、それよりも土方たちを応援に呼んでくるようにと迅助に言いつける。
この条件を飲まず、人数を揃えて相手と戦って人質も救い出すのだという沖田の案に迅助は頷いて、土方の元へと走る。
知らせを聞いた土方は、沖田が一人で殺されに行くために迅助をこちらによこしたのだと感づく。
早く駆けつけなければ。
土方たちが馬の手配をしている間に、迅助はすぐさま取って返して沖田を追う。
一方、現場では、沖田が一人現れ、つぐみたちを救うために不利な果たし合いに応じることに。
土方よりも先に到着した迅助が、兵庫に自分の脇差を投げてよこし、兵庫はそれを受けて人質になっていた家の者たちを救出に成功。
相手は、4人。ただし、一人は女の美弥。
こちらは3人。ただし、兵庫と沖田はそれぞれ肩と腕に負傷している。
勝利の鍵は五体満足な迅助。
だが迅助は二人のような剣の腕はない。
自信のない迅助に沖田は自分の教えたことを思い出して、訓練の時のようにやればいいと励ます。
沖田が番号で指示する通りに動くと敵と対等に渡り合えるようになる迅助。
このまま一気に優勢に持ち込めるかと思ったが、そう甘くはない。
敵に突き飛ばされ、倒れた迅助に刃が遅いかかる……!
そのピンチに、土方が登場。
激しい斬り合いの末、土方が勝利を収める。
トドメを刺そうとする土方を沖田が止め、兵庫が美弥たちに引くように促す。
長州藩士たちは仇討ちを諦めずに命を捨てても戦おうとするが、美弥は自分の仇討ちのために味方である彼等を無駄死にさせるわけにはいかないと引く決心をする。
事件は、死者を一人も出さずに終結。
怪我の手当てをというつぐみの言葉を断る沖田。
こんなときまで意地を張らなくていいのにと呆れるつぐみに沖田は言う。
「こんなときだから、意地を張るんですよ。私は武士ですから。」
こうして二人は別れる。
それから数年の間に、幕府は敗れ、近藤は斬首、沖田は病死、新撰組は戦いながら北上して北海道の五稜郭にて土方と共に果てる。
兵庫は大阪での戦いで負傷し、目覚めると美弥の家であった。
どうやら美弥に助けられたらしく、そのまま4ヶ月世話になる。
その後、沖田の居場所を突きとめたが、死に目に会うことは出来ず。
そして、終戦から10年後。
新聞記者?になっていた兵庫の家に来ている剣作。
実は兵庫は、ずっと看病してくれた美弥と結婚し、剣作は義弟となっていたのだ。
メリケンから入ってきたベースボールというスポーツ記事に「立川 迅助」という名前が選手として載っている。
あの迅助かどうか見に行こうと二人、出かけていく。
そこで相変わらずの足の速さで活躍するベースボール選手としての迅助の姿を見つける兵庫と剣作。
手を振り、再会を喜び合う三人。
今まで何をしていたんだと言う問いに迅助は答える。
「走り続けていた」、と。
……と、まぁ、一昨日の以上に長くなってしまったあらすじです(爆)
前のより物語が入り組んでて、書くのに手間取ってしまった;
途中まで書いたの消えて、やんなっちゃうしww
この作品はぱんだのプッシュだったので、我も楽しみに見に行きました。
名作だ、感動したとしきりにぱんだが言っていたのに、いざ行くときになったら、前に見たから美化している部分もあるかも知れない、期待し過ぎるとダメかもーとか言い出すから……(笑)
でもちゃんと楽しかったです!
我も好きですよ、コレ。
迅助の性格もいいし、登場人物が皆、魅力的です。
妹のそのは、健気でいい子。
剣作とくっついてくれればよかったのに。チッ。
医者の叔父さんは、往診行ってもお代の代わりに野菜ばっかりもらってきちゃうお人好し。
しかも明るくておちゃめ。
優しいけれど、厳しいところもあって土方にも毅然とした態度で臨むステキお父さん。
あらすじでは、ずっと「叔母」と書いたのですが、叔母は叔父の妹です。
出戻りで兄のところにいるのですが、これまたイイキャラしてるんですよね(笑)
鋭いツッコミとボケを両方繰り出してきて、三鷹(本物)と並ぶお笑い担当キャラです。
つぐみはヒロイン……なのかな?
気の強い女医者で、沖田と喧嘩ばかりしているんだけど、なんとなく惹かれ合っている甘酸っぱさがなんともイイカンジなのです!
それでいて、沖田は実在の人物ですから、史実の通りに労咳で死んでしまうわけなので、二人がくっつくことはない。
切ないです(´;ω;`)
新撰組の面々もナイス。
三鷹(本物)は勘定方で剣はからっきし。いわゆる三枚目として配置してあるキャラ。
KYでいつも土方にイジメられてて?カワイイ奴です。
犬なんて飼えないんだから、遠くに捨ててきて下さいと沖田に言ったら、土方から俺はお前を遠くに捨てて来てぇよ。とか言われちゃうし、迅助の叔母と一緒でところどころオイシイところをかっさらっていきます。
観衆の人気は、この三鷹さんと叔母のたか子さんで二分したのでは? と思われるナイスキャラでしたww
土方もちゃめっけいっぱいで、沖田がコソコソ診療所に通っているのを女が出来たと勘違いして紹介しろとしつこくからんだり、つぐみが屯所まで来るとあれがカノジョか近藤さんに報告だ~♪とはしゃいだり、三鷹や迅助、兵庫らと一緒に覗き見して、一緒にコケて倒れ込んでみたりと可愛らしさ満載。
それでいて、病気のことをさりげに見抜いていたりとカッコよかったりもする。
兵庫は入隊試験の時に本当は強いのに本気を出さなかったり、沖田に気に喰わないと評価されたり、やたらと第三者的だったり、敵をみすみす逃すようなことをしたりとコイツは何か裏があるのでは? と思わせておいて、実はとってもイイ奴ポジション。
一貫して、人を殺さない方向へ持って行こうとしているんですよね。
それゆえに、池田屋でも逃げる敵に追いすがろうとする迅助に沖田が先だと敵を逃すように仕向けたり、美弥を人質にとって、お互い痛み分けにして終わりにしようと持ちかけたり、迅助が敵を殺そうとするのを動けなくすればそれでいいと咎めたり……ぶっちゃけ、主人公の迅助より優しいイイ男に見えましたけどね(笑)
気のイイ男なのは、兵庫より迅助だけども。
敵同士だった美弥と最終的にくっつくのも良かった。
……って、うわあああああ!!!!!
また消したぁぁぁぁぁぁ!!!!!(爆)
どうやら、バックスペースで消しているようだ。
修正しようと押したら、消えた。
上までは保存していたけど、その続きモリモリかいたのはなくなってしまった。゚(゚´Д`゚)゚。
うええええーん。
もういやだ。
続きは気が向いたら、後日書く。
修正はこれからデリートの方にしよう。
エラーだよ、コレたぶん。
最近、忍者ブログ範囲選択して消そうとしても消えなかったり、変なんだよな。くそっ。
もーヤダっ!!o( ̄^ ̄o)彡プイッ
優しく真面目でお人好し。足は超ッ速。けれど剣の腕はイマイチな「立川 迅助」。
剣の腕は立つけれど、クールでいつもどこか他人と距離を置いて観察しているような節のある「小金井 兵庫」。
二人の若者が新撰組に入隊する。
二人が配置されたのは、沖田総司が隊長を務める一番隊だった。
後に歴史書に残ることになる、「池田屋事件」。
敵である長州藩士二人を追い詰めた沖田・迅助・兵庫。
そのとき、突然、沖田が吐血。
迅助は命令どおり、逃げる敵に追いすがろうとするが、沖田さんを置いて行けないだろうと兵庫に言われて敵を見逃してしまう。
親を失っていた迅助と妹「その」は、叔父の家に世話になっている。
その叔父が医者なので、沖田を見てもらおうと連れて行く。
残念ながら、叔父は往診で不在。
しかも家族は皆、ならず者の集まりと悪評高い新撰組が大嫌い!
迅助が京の都の人々を守るのだと息巻いて新撰組に入隊したのも猛反対だったのだ。
特に「沖田」というのは、新撰組の中でも一番の乱暴者だと噂に聞いたとブーイング。
その「沖田」本人は、名前を聞かれてつい、「三鷹です」と別の隊士の名前を名乗ってしまう。
何だかんだと文句を言うものの、そこはお人好しな迅助の家族。
結局、病人を放っておくことは出来ず、受け入れることに。
あいにくと医者である叔父は留守だが、いつも診察の手伝いをしている娘・つぐみ(迅助とその兄妹にとっては従姉妹にあたる)が診てくれることに。
それから度々、屯所を抜け出して診療所へ通う沖田と付き添いの迅助。
近藤や土方に心配させたくない沖田は、体調を崩しているコトを隠していたが、土方は二人がコソコソ出ていくのに気がついていた。
時は移り、蛤御門での戦い。
薩摩軍に敗れた長州軍は敗走。
戦火が京都の町を焼いた。
燃えさかる市中で、足を怪我して動けなくなっていた婦人を見つけた迅助は、兵庫と共に叔父の家まで運ぶ。
診療所に担ぎ込まれた婦人・美弥は、動けるようになるまで、迅助の叔父の家に世話になることに。
しばらくすると美弥の弟・剣作がやってきて、叔父一家に礼を言い、金子を渡す。
美弥は夫の墓参りに来ていて、火事に巻き込まれたという。
実は美弥は、池田屋事件のときに沖田に殺された長州藩士の妻だったのである。
それを聞いた一家は、衝撃を受ける。
新撰組隊士の家族であることに責任を感じたそのと叔母がそのことを打ち明けようとしたところに、沖田を連れた迅助、兵庫が現れる。
仇である新撰組の羽織を見て、いきり立つ剣作を姉の美弥が止める。
自分を助けてくれたのは、この人だと迅助を示し、この人たちが助けてくれなかったら、今頃、自分は焼け死んでいた。
新撰組にも色んな人がいる。
恨むなら、沖田だけを恨みなさい、と。
美弥を休ませるために、叔母とそのが連れて行き、弟である剣作も泊まっていくといいと勧められて一緒に奥の部屋へ消える。
美弥と剣作がいなくなったところで、沖田の診察を始めるつぐみは、三日に一度は来いと言うのに多忙を理由になかなか診察を受けにこない沖田を叱る。
沖田が「この身体は自分のモノだけではない。節であるからには、帝のものであり、上様のものでもある」と言うと
つぐみに「貴方が死んだって、将軍が悲しんでくれるわけでもない。もっと身近な人が悲しむということを考えるように」と諭される。
つぐみに説教された沖田は、女子なんかに自分の気持ちはわからない!と走り去ってしまう。
つぐみはただ、三鷹(沖田)が心配で治してあげたいと思う一心からだったのだが……
場面変わって、道場での稽古。
土方に習って腕を上げたと得意になる三鷹(本物)に対して、それならばと沖田は迅助に剣を教える。
そんなところへ兵庫がつぐみをつれてやってきた。
本物の三鷹がそこへいることで、危うく正体がバレそうになるも兵庫が上手く三鷹(本物)を外に誘い出してくれて、難を逃れる。
迅助も出て行って道場には、沖田とつぐみの二人きり。
こんな所まで何しに来た!?と釣れない沖田に、いくら言っても診察を受けにこないからだとつぐみも負けていない。
つぐみは医師として、沖田の身体のために剣を置いて治療に専念するよう再三の注意を促すが、沖田は休んでいられないと全く耳を貸さない。
それならば、病が実は大変なものである事実を迅助にも伝えると怒り出すつぐみ。
迅助にも労咳であることは隠していた沖田は、今後はちゃんと医者の言う事を聞くと渋々約束する。
顔を合わせれば、ぶつかってばかりだったが、本当は沖田もつぐみに感謝している気持ちを伝え、別れる。
これを見ていた土方は、二人が心を寄せ合っていると見抜き、つぐみの父(迅助の叔父)に会いに行き、娘さんを沖田の嫁に欲しいと申し出る。
つぐみの父は、つぐみには人並みの幸せを手にして欲しいと願っており、自分のような医者や武士のところにだけは絶対に嫁がせるつもりはないと断る。
なおも食い下がる土方の前に叔母から話を聞いたつぐみが現れる。
土方は本人に色よい返事をと詰め寄るが、間に入った父親が頑として聞かない。
また三日後に来るといい残し、土方は去る。
入れ違いに約束どおりの診察を受けに来た沖田と迅助が、一連の騒ぎのことを聞き、正体がばれてしまったことを知る。
土方が嫁に欲しいと尋ねてきたことを知らなかったのかと聞かれた沖田は、土方が勘違いをして迷惑をかけたことを詫び、もう二度と来ませんと宣言。
何故かと問われ、沖田であったと知っていたら、診察してくれなかったでしょうとつぐみの否定に関らず、その場から逃げ出す。
翌日。
10日経って傷が癒えた美弥は弟の剣作と共に戻ることになっていた。
見送りに来た迅助と兵庫に、三鷹さんは来てくれないのかと訪ねる。
実は昨日、ちょっとした行き違いがあって、三鷹は診療所へ来なくなってしまったことを姉弟に告げる。
そこへ池田や事件の時に取り逃がした長州藩士二人が現れた。
しかも妹や叔母、つぐみを人質にとっている。
どうしてこんなところに!? と驚く迅助と兵庫。
実は怪我して倒れていたところから全て、夫の仇を討ちたい美弥と剣作の罠だったのだ。
相手に言われるままに剣を敵に渡した兵庫。
頭に血が上った迅助は、美弥を始めに見つけた兵庫を間者ではないかと疑い、突っかかる。
間者ではないと言い合いを演じながら機転を利かせた兵庫は、迅助の刀をサッと抜いて、美弥に突きつけ、こちらも人質にする。
人質交換でお互い引こうと相手に持ちかけるも、覚悟していた美弥は懐から短刀を取り出して、兵庫を切りつけた。
まさか女の美弥が刃物を振り回すと思っていなかった兵庫は、あっけなく傷つけられ、敵の手に落ちてしまう。
自分以外の大事な人たちを人質に取られた迅助にある条件が突きつけられた。
「沖田の首を持って来い」
剣の達人である沖田を倒すには、味方である者が騙し討ちにする以外ない。
そう、美弥と剣作姉弟は考えたのだ。
妹たちを救うには、沖田を殺すしかない。
迅助は沖田に話があると外へ誘い出す。
妹たちを助けたい。しかし沖田を騙し討ちになんてできない。
葛藤を抱えたまま、ずっと歩き続ける迅助に沖田は、自分を斬りに来たのでしょうとズバリ言い当てる。
刀の柄を握ったままだったよ、と。
わけを聞かせて欲しいと言われた迅助は観念して事情を話す。
沖田を殺せない。かといって、妹たちを見殺しに出来ないという苦しい胸の内を吐き出して、迅助は沖田に勝負を持ちかける。
もちろん、沖田に敵う迅助じゃない。
沖田を殺すために出て行って返り討ちにされたのなら、敵も自分の家族と友人を解放するだろうと思ってのことだった。
しかし沖田はそれを断り、それよりも土方たちを応援に呼んでくるようにと迅助に言いつける。
この条件を飲まず、人数を揃えて相手と戦って人質も救い出すのだという沖田の案に迅助は頷いて、土方の元へと走る。
知らせを聞いた土方は、沖田が一人で殺されに行くために迅助をこちらによこしたのだと感づく。
早く駆けつけなければ。
土方たちが馬の手配をしている間に、迅助はすぐさま取って返して沖田を追う。
一方、現場では、沖田が一人現れ、つぐみたちを救うために不利な果たし合いに応じることに。
土方よりも先に到着した迅助が、兵庫に自分の脇差を投げてよこし、兵庫はそれを受けて人質になっていた家の者たちを救出に成功。
相手は、4人。ただし、一人は女の美弥。
こちらは3人。ただし、兵庫と沖田はそれぞれ肩と腕に負傷している。
勝利の鍵は五体満足な迅助。
だが迅助は二人のような剣の腕はない。
自信のない迅助に沖田は自分の教えたことを思い出して、訓練の時のようにやればいいと励ます。
沖田が番号で指示する通りに動くと敵と対等に渡り合えるようになる迅助。
このまま一気に優勢に持ち込めるかと思ったが、そう甘くはない。
敵に突き飛ばされ、倒れた迅助に刃が遅いかかる……!
そのピンチに、土方が登場。
激しい斬り合いの末、土方が勝利を収める。
トドメを刺そうとする土方を沖田が止め、兵庫が美弥たちに引くように促す。
長州藩士たちは仇討ちを諦めずに命を捨てても戦おうとするが、美弥は自分の仇討ちのために味方である彼等を無駄死にさせるわけにはいかないと引く決心をする。
事件は、死者を一人も出さずに終結。
怪我の手当てをというつぐみの言葉を断る沖田。
こんなときまで意地を張らなくていいのにと呆れるつぐみに沖田は言う。
「こんなときだから、意地を張るんですよ。私は武士ですから。」
こうして二人は別れる。
それから数年の間に、幕府は敗れ、近藤は斬首、沖田は病死、新撰組は戦いながら北上して北海道の五稜郭にて土方と共に果てる。
兵庫は大阪での戦いで負傷し、目覚めると美弥の家であった。
どうやら美弥に助けられたらしく、そのまま4ヶ月世話になる。
その後、沖田の居場所を突きとめたが、死に目に会うことは出来ず。
そして、終戦から10年後。
新聞記者?になっていた兵庫の家に来ている剣作。
実は兵庫は、ずっと看病してくれた美弥と結婚し、剣作は義弟となっていたのだ。
メリケンから入ってきたベースボールというスポーツ記事に「立川 迅助」という名前が選手として載っている。
あの迅助かどうか見に行こうと二人、出かけていく。
そこで相変わらずの足の速さで活躍するベースボール選手としての迅助の姿を見つける兵庫と剣作。
手を振り、再会を喜び合う三人。
今まで何をしていたんだと言う問いに迅助は答える。
「走り続けていた」、と。
……と、まぁ、一昨日の以上に長くなってしまったあらすじです(爆)
前のより物語が入り組んでて、書くのに手間取ってしまった;
途中まで書いたの消えて、やんなっちゃうしww
この作品はぱんだのプッシュだったので、我も楽しみに見に行きました。
名作だ、感動したとしきりにぱんだが言っていたのに、いざ行くときになったら、前に見たから美化している部分もあるかも知れない、期待し過ぎるとダメかもーとか言い出すから……(笑)
でもちゃんと楽しかったです!
我も好きですよ、コレ。
迅助の性格もいいし、登場人物が皆、魅力的です。
妹のそのは、健気でいい子。
剣作とくっついてくれればよかったのに。チッ。
医者の叔父さんは、往診行ってもお代の代わりに野菜ばっかりもらってきちゃうお人好し。
しかも明るくておちゃめ。
優しいけれど、厳しいところもあって土方にも毅然とした態度で臨むステキお父さん。
あらすじでは、ずっと「叔母」と書いたのですが、叔母は叔父の妹です。
出戻りで兄のところにいるのですが、これまたイイキャラしてるんですよね(笑)
鋭いツッコミとボケを両方繰り出してきて、三鷹(本物)と並ぶお笑い担当キャラです。
つぐみはヒロイン……なのかな?
気の強い女医者で、沖田と喧嘩ばかりしているんだけど、なんとなく惹かれ合っている甘酸っぱさがなんともイイカンジなのです!
それでいて、沖田は実在の人物ですから、史実の通りに労咳で死んでしまうわけなので、二人がくっつくことはない。
切ないです(´;ω;`)
新撰組の面々もナイス。
三鷹(本物)は勘定方で剣はからっきし。いわゆる三枚目として配置してあるキャラ。
KYでいつも土方にイジメられてて?カワイイ奴です。
犬なんて飼えないんだから、遠くに捨ててきて下さいと沖田に言ったら、土方から俺はお前を遠くに捨てて来てぇよ。とか言われちゃうし、迅助の叔母と一緒でところどころオイシイところをかっさらっていきます。
観衆の人気は、この三鷹さんと叔母のたか子さんで二分したのでは? と思われるナイスキャラでしたww
土方もちゃめっけいっぱいで、沖田がコソコソ診療所に通っているのを女が出来たと勘違いして紹介しろとしつこくからんだり、つぐみが屯所まで来るとあれがカノジョか近藤さんに報告だ~♪とはしゃいだり、三鷹や迅助、兵庫らと一緒に覗き見して、一緒にコケて倒れ込んでみたりと可愛らしさ満載。
それでいて、病気のことをさりげに見抜いていたりとカッコよかったりもする。
兵庫は入隊試験の時に本当は強いのに本気を出さなかったり、沖田に気に喰わないと評価されたり、やたらと第三者的だったり、敵をみすみす逃すようなことをしたりとコイツは何か裏があるのでは? と思わせておいて、実はとってもイイ奴ポジション。
一貫して、人を殺さない方向へ持って行こうとしているんですよね。
それゆえに、池田屋でも逃げる敵に追いすがろうとする迅助に沖田が先だと敵を逃すように仕向けたり、美弥を人質にとって、お互い痛み分けにして終わりにしようと持ちかけたり、迅助が敵を殺そうとするのを動けなくすればそれでいいと咎めたり……ぶっちゃけ、主人公の迅助より優しいイイ男に見えましたけどね(笑)
気のイイ男なのは、兵庫より迅助だけども。
敵同士だった美弥と最終的にくっつくのも良かった。
……って、うわあああああ!!!!!
また消したぁぁぁぁぁぁ!!!!!(爆)
どうやら、バックスペースで消しているようだ。
修正しようと押したら、消えた。
上までは保存していたけど、その続きモリモリかいたのはなくなってしまった。゚(゚´Д`゚)゚。
うええええーん。
もういやだ。
続きは気が向いたら、後日書く。
修正はこれからデリートの方にしよう。
エラーだよ、コレたぶん。
最近、忍者ブログ範囲選択して消そうとしても消えなかったり、変なんだよな。くそっ。
もーヤダっ!!o( ̄^ ̄o)彡プイッ
PR