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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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ミスト あらすじ

タイトル:ミスト(ザ・ミスト)
原作:スティーブン・キング

 とある田舎の町を舞台にしたパニック映画。
 立てこもり+人間同士の対立という図式の、超我好みの映画です!
 借りてきた兄上、超ビバ!
 パニック系、群集心理好きな方には、オススメ♪
 演出が突っ込みどころ満載なのと流れが不自然なところも満載ですが、総合的には◎!
 ラストが衝撃!!
 ラストは原作と違うらしいのですが、読んでないので原作バージョンはわかりません。
 映画バージョンは超イイ!
 展開読めませんでした。
 
 こないだと同じように、今回はあらすじ、次回が感想となります。
 あらすじはラストまで書いてしまうので、これから観ようという方は、途中までで読むのを止めておいて下さいね(笑)
 
 観ながら書いているんじゃなくて見終わって、3日経ってから書くので、なんか違っているところが多々あると思いますが、大筋で見て下さい(;´∀`)
 とっても怪しいです。自分で作っちゃってるトコあるかも~;
 ではでは、つづきからどうぞ。
 

▽つづきはこちら

[あらすじ]
 嵐が起こった翌日、デヴィッドは息子と隣人・ノートンを乗せてスーパーマーケットへ車を走らせる。
 嵐のせいで倒れた庭の木が窓を突き破ってしまったため、修繕用具を買いに行ったのだ。
 同じような理由でスーパーには、多くの客がごった返している。
 平和に会話を楽しみながら、買い物をする小さな町の住民たち。
 そこへ鼻血を流した初老の男が何かに追われるようにして飛び込んでくる。

「霧の中に“何か”がいる! もう一人は“何か”に連れ去られた!! ドアを閉めろ!!」

 男性客の一人は、何だか知らないが、車なら平気だと制止を聞かず、出て行ってしまう。
 じわりじわりとスーパーマーケットを包みこむ霧の中から、出て行った男性の悲鳴が響き渡る。
 真っ白い止みの中で何が起こったのか!?
 戦慄する人々。
 ふいに「どんっ!」と大きな振動が起こり、棚から商品が落ちて天井の蛍光灯は激しく揺れる。
 揺れが収まると家に子供たちを置いてきた、帰らなければ!と今度は女性客が訴える。
 「誰か家まで送って下さい。幼い子供が待っているんです!」
 周囲の人々に懇願するも空しく、誰も首を縦に振ってはくれない。
 この正体不明の霧は、もしかしたら化学工場の爆発が起こったせいかもしれないのだ。
 悲鳴が聞こえた以上、何か危険があるのはわかりきっている。
 そんな中、身を犠牲にして他人を助ける義理はない。
 周囲の人間たちにも家族がいるのだから。
 女性は、頼みを聞いてくれない町人を恨み、「皆、地獄へ落ちてしまえばいい」と制止を振り切って、霧の中、家を目指して行ってしまう。
 主人公・デヴィットの息子・ビリーがショックで熱を出してしまい、店の解熱剤と毛布を借りることに。
 毛布を店と仕切り一つでつながっているバックヤードに取りに行くと発電機から煙?霧?が出ている。
 不審に思って発電機を停止させ、暗い中で毛布を探していると……

 どんっ!!

 外へ面したシャッターに何か大きな物が当たって内側に波打つ。
 慌てて店内に戻ったデヴィットは、何かがいると店員たちに告げるが信じてもらえないばかりか、臆病者と嘲笑されてしまう。
 そんなに言うなら、一緒に来いと作業服姿の二人と店員二人を連れてバックヤードへ。
 皆で行ったが、何も聞こえない。
 やっぱり何もなかったんだと作業員たち。
 発電機がおかしいのは何か詰まっているからかもしれない、外に行って見てくると作業員と若い店員が言い出す。
デヴィットが止めるも聞かずにシャッターを開け、出て行こうとする若者に突如、遅いかかってきた巨大な触手!!
絡め取られて転倒し、引きずられる身体。
タコのような触手には、牙が沢山ついており、若者の肉を食いちぎる。
助けようとデヴィットはすぐに若者の身体をつかんで引っ張るも、さっきまで威勢のよかった作業員たちは腰が抜けて役に立たない。
人は良いが、うだつの上がらない店員のオリーが機転を利かせ、緊急用のケースを割って斧を取り出し、触手を叩き斬る。
しかし若者は連れ去られてしまい、どうにもならずシャッターを下ろす。
“何か”を見てしまい、店の若者一人を犠牲にしてしまった4人は店内に戻り、この話を皆に知らせるかどうか思案する。
イタズラに不安を煽り立てないためにもとデビィットの隣人で弁護士をしているノートンに知らせることにした。
話すのが仕事の彼ならば、上手に皆に伝えてくれるだろうと思ったが、ノートンは自分をからかっているのだと取り合ってくれない。
話を聞くの聞かないのと揉み合っているうちに、皆が集まってきてしまう。
結局、皆の前でデヴィットが危険が迫っていると話すが、誰も信じない。
店長がやってきて、デヴィットら目撃者を頭ごなしに叱るが、バックヤードまで証拠の切り落とされた触手を見ると顔色を変える。
店長から皆に危険を伝え、店内はパニック。
皆と協力してドッグフードや肥料を積み上げ、前面が全てガラスでできている店にバリケードを作り始める。
しかしまだ一部の人々は信じておらず、ノートンはそんな化け物など存在していない、そんなのは空想だと主張。
自然災害か人災かはわからないが、少なくともオカルトめいたものではない! 理知的に今後のを対策を考えたい方は自分の所に集まって下さい。と自分を支持する人々を集め、外へ出て行こうとする。
止めても聞いてくれないノートンに、どうしても出ていくのなら、とデヴィットがロープを渡そうとする。
ロープを引いてくれれば、何mまでは行けたことがわかるという考えだったが、頭から信じていないノートンはそれすらも拒否。
そこへデヴィットたちを信じてくれた勇敢な男が自分がロープを引いて外に出ようと申し出る。
駐車場に止めてある車の中にショットガンが積んであるという話から、それを自分が取ってくると名乗り出てくれたのだ。
ノートンたちが去り、勇敢な男も皆のために出ていく。
デヴィット含む男性陣はロープを持ってもしもの場合に備える。
勇敢な男が化け物に連れ去られそうになったら、ロープで引いて助けるためだ。
最初は順調にスルスルと引っ張られて、安全に進んで入ることを示しているロープ。
しかし突然、物凄い勢いで外へ引き込まれていく。
ロープを持つ手が火傷しそうになるほどの勢いで、それは彼が化け物に捕まって引きずられていることを意味していた。
男たちは救助のために力いっぱい引き寄せるが、やがて近付いてきたロープには血が滴り、諦めきれないデヴィットがもっと引くと上半身のない遺体が霧の中から姿を現す!
悲鳴飛びかう店内。
少し精神を病んでおり、神を友人とし、旧約聖書だけが心の拠り所である女性・カーモディがこれは神の怒りなのだと恐怖する人々を煽りたて始める。
夜が近くなり、作業員たちと共に作業用ライトを点検するデヴィット。
充電が足りず、10分程度もつかどうかという作業員の言葉を受け、それなら何かがあったときのためにとっておこうとなる。

やがて夜の帳が下りると30~50cmほどもある大きな羽虫が前面のガラス部に飛んできては張り付く。
こんな虫は見たことがないと呆然と見ているところへ、虫を狙った小型ドラゴンのような生物がガラスへ体当たり。
バリケードはガラス部の半分ほどしか高さが足りず、上の方は丸裸。
そこが破られ、虫とドラゴンが店内に侵入。
中はたちまち大パニック!
モップにガソリンを染み込ませて火をつけ、ドラゴンを追い払おうとする男たち。
冴えない店員のオリーは、実は過去に射撃の州チャンピオンにもなったことがあり、その腕前を生かしてピストルで応戦。
甚大な被害を出しつつも、どうにかモンスターたちを倒し、ガラス部をテープや板で補強。
神の怒りだと説いていたカーモディは、自分の言った通りになったとまた演説を初め、恐怖に慄いた人々の心を惹きつける。
一方、デヴィットを中心とした協力者たちは、モップ松明で戦おうとしてガソリンで滑って引火してしまい、全身大火傷を負ってしまった若者・ジョンのために隣の薬局まで薬を取りに行こうと計画を立てる。
薬を手に入れてくる。隣の店にもここと同じように避難している人たちがいるかもしれないと皆に言う彼等をカーモディが制止する。
モンスターが貴方たちについてこっちに来たらどうするのだ、と。
すでに周りを味方につけていたカーモディの言葉に皆が頷く。
しかし皆のために戦った青年を放っておくわけにはいかない。
制止を振り切り、デヴィットと仲間たちは出発。

どうにかドラッグストアまでたどり着くも、中に人の気配はない。
薬を集めていると蜘蛛の巣に絡め取られた人間がぶら下がっていることに気付き、戦慄する一行。
その中に軍人が混ざっており、まだ死んでいなかったようで、「すまなかった、全て自分のせいだ」と繰り返す。
何のことかと尋ねようとしたが、大量の虫が体内から飛び出してきて絶命。
気がつけば、周り中、蜘蛛型モンスターだらけ。
仲間の中に犠牲者を出しながらも、命からがら元のスーパーまで逃げてくる。
せっかく薬を持ってきたが、当の負傷者はすでに亡くなっており、間に合わず。
単に犠牲者を増やしただけに終わってしまった。
ドラッグストアに行くまでは、ずっとデヴィットたちに協力的だった作業員のジムは、今回のことで自分たちの無力を痛感し、すっかりカーモディに心酔するようになる。

信者が増え、自分には神の言葉を交信する力があるとますます調子付くカーモディが演説している中、デヴィットたちは死んだ軍人が言っていた言葉の真相を確かめるべく、店内にいる青年軍人3名を探す。
一人は、虫が入ってきた際に恋人を目の前で失い、けれど、先ほどのドラッグストアにも同行してくれた勇敢な青年軍人。
その彼は憔悴しきってひざを抱え、棚の裏にいた。
他の仲間二人の所在を聞くが、彼は知らないと言う。
そういえば姿が見えないと探し回り、あとはバックヤードしか残っていない、と確認しに。
暗い中、懐中電灯で照らすが気配がない。
人間が消えるはずがないと困惑している間に、首を吊って絶命している軍人二人を見つけた。
「やるとは言っていたけど、まさか本当に実行するなんて……」
呆然とする青年軍人の言葉を拾い、どういう意味なんだ、と皆で詰め寄る。
町にある軍事基地では「アローヘッド計画」という計画を進めていると町日との間でまことしやかにささやかれていたが、その中身は全くの不明。
それは何なのだと詰め寄っていたところへ、彼等の動きを察知した作業員ジムが飛び込んでくる。
さっきまで仲間だったというのに、ドラッグストアで恐怖体験をしてからというもの、すっかりカーモディの信者になってしまっていたジムは、何か知っているんだろう!と青年軍人を捉え、皆の前に引っ張り出す。
カーモディは青年軍人を彼のせいだと激しく責めたて、信者の一人が包丁で腹部を刺す。
さらにカーモディは信者を扇動して青年を魔物のイケニエに捧げよと冷酷な命令を下す。
腹部を刺された青年は、ガラス戸の外に放り出され、生きたまま魔物の餌に……

怯えきった子供のジミーは、「僕を魔物に食べさせないで」と父・デヴィットに約束させる。
このまま、ここにいては自分たちもやがてイケニエにされる。
そうでなくとも前面がガラスのこの建物では長くはもたない。
脱出するなら今だ。
デヴィットたちは、こっそりと脱出計画を練る。




(※ここからラストに入るので、閲覧注意)




食料を用意し、明け方、皆が眠ったら決行しようということになり、しばしの仮眠。
やがて夜が明ける頃、行動を起す一行だったが、すぐにカーモディに気付かれて騒ぎ出す。
カーモディはまだ幼いジミーに目をつけ、イケニエに指名する。
デヴィットの仲間たちは円陣を組み、子供のジミーを守る。
狂気に色を変えた信者たちが手に刃物を持って襲ってくる。
混乱の中で、オリーがとうとうカーモディを撃った。
ジミーを守るにはこれしかなかった。
扇動者を失った信者たちにもピストルを向け、刃物を下ろさせると一行は外へ飛び出す。
車まで後少しのところで、今まで行動を共にしてきた者たちが次々と魔物のエジキに。
残ったのは、デヴィット、息子のビリー、ビリーの通う学校の校長先生(老年の女性)、新しく町にやってきた女性教師(ずっとビリーの側にいてくれていた人)、最初に鼻血を流して店に入ってきた老年の男。たった5人だけ。
とにかく車を発進。
途中、妻を救出に家に立ち寄るが、妻は蜘蛛の糸に絡めとられてすでに絶命している。
息子にお母さんに会わせてやると約束したのに……。
悲しみを振り切って、先を進む。
途中、霧の中に巨大な魔物の足が横切るのが見えた。
車を止めて息を潜める。
行ってしまったのを見計らって再び前進。
しかし……
ガソリンが足りずに霧の中で足止めになってしまった。
黙って顔を見合わせる大人たち。
考えていることは全員同じだ。

……自決。

デヴィットがオリーの持っていたピストルの弾を確認すると全部で4つ。
1つ足りない。
どうせ死ぬなら、魔物に喰われるよりピストルで一発で逝きたい。
沈黙の後、デヴィットは自分が残ると覚悟を決める。
眠っている最愛の息子にピストルを向けるデヴィット。
「僕を魔物に食べさせないで」その約束をこんな形で果たさねばならないとは。
間が悪く、ビリーが目を覚ましてしまう。
驚いてパパと言おうとした瞬間、引き金を引き、息子を撃ち殺す。
続けて、これまで苦労を共にしてきた残りの3人を次々撃って、独り、絶望の中に残されるデヴィット。
霧に向かって、今すぐ自分を殺せと半狂乱に叫ぶ。
泣き崩れる彼の耳に何か物音が。
やがて霧が晴れてくると音の正体が軍隊の戦車であることがわかる。
毒マスクで顔を覆った軍人たちが、火器を使って町中の蜘蛛の巣を焼き払い、魔物たちを退治して行く様子をぼんやりと見る。

「そんな……」

あと、ほんの数分、待っていれば誰も死なずに済んだ。
誰も殺さずに済んだ。
デヴィットは絶叫する。



……という、衝撃のラストでした。
次回、我の勝手な感想文です。
 

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