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レイディ・メイディ 40-6
2008.05.12 |Category …レイメイ 39-41話
メイディア「クロエ」
フェイト「……………………」
メイディア「貴女、白薔薇ですのに、どうなさったの?」
クロエ「うん、私、元々武家の出でしょ? 白薔薇授業ばっかりだと体なまっちゃって」
起床して窓の外を見ていたら自分も体を動かしたくなったと彼女は笑った。
クロエの部屋は黒薔薇でヒサメクラスが半数。
赤薔薇1名、白薔薇2名の6名で構成されている。
ギリギリまで寝ていられるのは、白薔薇2人のクロエとモーリーだけなのだ。
ヒサメクラスでさえなければ、あと3人も寝ていたハズなのだが。
厳密に言えば、ヒサメクラスの朝の訓練は義務化されていないのだが、だからといって、皆が参加しているのに自分だけ寝ていては置いていかれる。
誰もがそんな危機感を抱いていた。
当初は無意味だと思われていた早朝マラソンも、魔力戦での持久力をつけるために役立っていたことが証明されたからだ。
▽つづきはこちら
フェイト「じっとしていられない奴」
クロエ「エヘヘ。よーし、走るぞー☆」
メイディア「……………………」
場は花が咲いたように一気に明るくなったが、メイディアは少し面白くなかった。
どちらに対してそう思ったのか。
クロエの登場で突然つまらない気分に見舞われたのであるが、二人を比べてどちらが好きかと問われれば、間違う事なく友達のクロエだ。
フェイトなんか大嫌いなのだから比べるまでもない。
クロエが来て不機嫌になる理由なんて、どこにもないハズだった。
“たまたま”。
そんな文字が頭の中にひらめいた。
そう、たまたまだ。
たまたま気分の波が下り坂のときにクロエが登場しただけで、彼女が原因ではない。
結論づけてメイディアは無理に納得した。
無駄口をやめて完全に自分のペースで走りだすフェイトの背中が徐々に遠くなり、メイディアはすぐについてゆけなくなったが、クロエはまだ十分に並んで走るスピードを保っていた。
焦燥感に駆られて一度は足を速めたものの、自分の目的は彼らについてゆくことではなく、魔法に耐え得る体力作りなのだと思い直してペースを守ることに専念した。
ついていこうだなんて、思わなくていい。
フェイトもクロエも関係なくて、「私はただ自分の力を培うだけに走ればいい」のだ。
メイディアは懸命に走った。
このわけのわからない、微かな胸の痛みがいずれ忘れて消えてしまえばいいと願いながら。
●Thanks Comments
だんだんと…
ラブラブ展開に移行しつつあるですYO!
萌える!!
Pが一番モエ~なとこは、実はリクが微妙に意識してる??っていうカンジのとこだったりします。
あの奇妙奇天烈大百科君が人並みに思えて、なんかイイ☆
一応イケメンさんなのに、どこかで道を踏み間違ってメイディさんに興味を持ってしまったところが楽しーw
や、やばい……;
実はコレでレイメイ書き溜め使い切ってしまっ……ゲフンゲフン。
試験が終る6月まで更新できないので、次からレイメイ番外編になりもす;
あわわ。
一応イケメン?
リクはレイメイ1の美形キャラなんですよぅ(滝汗)
全然、上手く書けてませんけど!
美人さんなんです、美人さん。
……そういう設定ではある……ハズ;
知ってますよ~
一応…って書いたのは、中身がなんか円の動き!とかでアレだから…なんか…正統派イケメンは中身も王子様って気がするじゃないですか(笑)
リクはホラ、顔キレイだけど…円の動きだし…(笑)
ああああっ!!
本家では本当に王子様だよ!!
それはもう眩しすぎるくらいのキラキラ王子様!
円の動きをしてもなおかつ王子様ですから(笑)
ウチのリクは偽者バンザイです☆