HOME ≫ Entry no.1884 「改訂版:箱君 キャラクターファイル11」 ≫ [1889] [1888] [1887] [1886] [1885] [1884] [1883] [1882] [1881] [1880] [1879]
改訂版:箱君 キャラクターファイル11
2011.11.30 |Category …日記
朱雀と連続で載せました。
次回は、伊吹童子か朱点童子かな?
▽つづきはこちら
玄武(げんぶ)/人間時:北野 玄(きたの くろ)
男/見た目年齢17~18歳くらい/O型/身長172/一人称:俺
北の四聖獣。
玄は黒であり、死と夜と冷たい水を現し、生死を司る神とされる。
白い大蛇を体に巻きつけた少年の姿で登場。
明るく人懐っこい。
敵であろうと身分がどうであろうと、フレンドリーに話しかけてくるからつい心を許してしまいがち。
話も通じるし、比較的安全。
ただし、大人しく話を聞き、理解を示してくれはするが、「わかった」と言いながら、ソレとコレとは別として逆の行動をとったりするので、取扱い注意。
本人からすれば、話はわかった。というだけで、それに対してどうするかは約束をしていないということになる。
他の四聖獣よりもとっつき易いだけに、落とし穴となることも……。
酷いことをしでかした相手に対しても、何事もなかったように親しげに寄って来るので、怖いといえば怖い。何を考えているのか読み取りづらい。
言うことを聞いてもらうためには、詳しい「約束」が必要。
真に友人になることができれば、身を呈してでも守る義理堅さを持つ。
占い師であり、四聖獣随一の結界師であるため、基本は楴丞丸の側。
楴丞丸から意見を多く求められる立場にあり、懐刀。
玄武が吉凶を占い、それを基準に作戦の日時などが決められる。
他の四聖と比べて、直接出向くことが少ないために物語の前半はほとんど出てこない。
青龍が水面下で企んでいても、朱雀がわめいていても、白虎があちこち奔走していようと、我関せず。
彼らの怪しい動きを察知していても、楴丞丸に報告しないことがしばしば。
これも「聞かれなかったから」ということだが、もちろんそんな理屈は楴丞丸に通じないのでしょっちゅう引っ叩かれている。
何故か料理と掃除を得意とし、まめまめしい。
自然と仲間内の世話役になってしまっている。
楴丞丸がいつまでも寝ていると布団を剥ぎ取ったり、敷布団を引っ張って転がりだしたり、ほとんどどっかのおかん。
食べ残すと好き嫌いはダメだと言い出し、夜遅くまで酒に浸っていると早く寝なさいと怒り出す。
とっても健康志向神様。
人間としてうろついているときに桜華と偶然出会い、料理について熱く語り合い、謎の友情が芽生えてみたり……
新那が捕らえられてきた際、何とか逃がしてやりたい白虎がその役を買って出ようとしたが、疑いがかけられているために遠ざけられ、暇をしていた玄武にお鉢が回ってきた。
世にも恐ろしい拷問で、必ずや鍵の秘密を聞き出すと言い切った玄武が実際に行った拷問は、ねこじゃらしで鼻の下と足の裏をコチョコチョ。
新那の悲鳴に駆けつけた白虎だったが、何だか平気そう?だったので放置。
楴丞丸からは引っ叩かれる。
コチョコチョで口を割らなかった(実際には秘密など知らないので、新那も答えようがなかっただけ)ため、目の前でご飯を美味しそうに食べ、新那にはあげないという自称「さらに恐ろしい拷問」に切り替えて得意げ。
そうしてまた楴丞丸に引っ叩かれる。
力を求め、邪神ユーフェスを目覚めさせ、支配下に置こうとする楴丞丸に、アレは人間の手におえるモノではない、起こしてはいけないと何度となく忠告。
しかし聞き入れられることはなく、楴丞丸はユーフェスの邪気に当てられて、心を蝕まれていく。
楴丞丸が新那に惹かれていると見抜き、心を失いかけた楴丞丸から新那を守って逃がした。
他の四聖が全員死亡後、楴丞丸を守るため、ユーフェスが完全復活を果たさない内にと、単身戦いを挑んで玉砕。
[イメージ台詞]
「俺は四聖獣が一人、玄武だ。……玄ちゃんって呼んでネ☆」
「楴丞丸さま! いつまで寝ているんです? どいてくれないと布団干せねーでしょーがっ」
「とくと味わえ! 俺の腕前を!!」(料理の)
「どーだ、尾関! ツヤツヤピカピカ☆炊きたてご飯だぞっ!! ふはははっ。食べたいだろう? だが、やらんっ! 封印の鍵はどこにある!? 言わない限り、ご飯も鯖の味噌煮もわけてやらんからなっ! フフッ。この恐ろしい拷問に耐え切れるか!? それ、ご飯の炊きたて匂い攻撃だ♪」
「フッ。俺をただの飯炊き兄さんだと思ったら大間違いだぜ! だが、今日のところはこれで勘弁してやる。お風呂沸かさなくっちゃだからな!! 俺の恐ろしさを見せてつけてやるのはまた来週!」
「もういいよ、行けよ、尾関。あの人にとって恐らく、お前が最後の拠り所……そのお前をあの人の手にかけさせるわけにはいかないんでね。後のことはテキトーにしとく」