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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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改訂版:箱君 キャラクターファイル9

キャラクター紹介の前に、箱君での四聖獣の説明をちょっくら。
彼らは、楴丞丸の手下として、敵として配置されています。


[四聖獣(あるいは四神)]
 東に青龍。西に白虎。南に朱雀。北に玄武。
 それぞれの方角を守護する神。
 「聖」の字がついていたり、神様ではあるが、必ずしも人間の味方とは限らない。
 現在は、楴丞丸に召喚されて契約を結び、その下についている。
 操る者が聖か魔かによって、彼らの性質もまた変化する。
 誰にも憑いていないフリーの状態では、気まぐれで自由奔放な神々である。
 邪でも正義でもない、存在。
 人間からしてみると残忍に写ることもしばしば。
 助けになってくれることもある。



▽つづきはこちら

青龍(せいりゅう)/人間時:青桐 龍(あおぎり りゅう)
男/見た目年齢20代後半/AB型/身長187/一人称:私

 東の四聖獣。
 普段は人の姿を取っているが、その正体は龍。
 落ち着きがあり、冷たい印象。常に冷笑を口元に湛えている。
 楴丞丸に協力し、隙を見て自分もユーフェスの力を取り込もうとしている。
 力を欲しており、他の四聖との融合を果たそうと密かに企む。
 積極的に動く気配はなく、行方を見守る姿勢が多く見られる。
 なるべくなら労せずに物事を完結したいタイプ。


 白虎と冷戦状態。
 朱雀と表向きは親しいようだが、考えが読めないので一番警戒している。
 同時にあのアホい性格を見下してもいる。
 自分のことを他の四聖とは違い、自分のことをインテリ策士だと思っている。
 ……が、策士策に溺れる結末が多い(笑)


 ヤマタノヲロチに単体では叶わないと踏み、彼の泣き所である朔夜と桜華を盾に取ろうと画策する。
 一度は部下を使い、桜華を奪取するも、すぐに奪い返される。
 その失敗から警戒されて、手出ししにくくなると、今度は周囲から認められたいという朔夜の心理を読んで、自ら来させるように仕向けた。
 隙を見せ、青龍を討って手柄にできそうだと思わせ、逆に朔夜を捕らえる。
 朔夜を人質に取られ、手出しできないヲロチを四聖獣総がかりで嬲り殺した。
 ヲロチの力をやはり狙って、吸収しようと考える。


 と、ここまでは決まってますが、青龍の最後どうなるかはまだ決まってません。
 ば、ばかな、この私がー!?みたいなお約束な死に方が良いな(大笑)



白虎(びゃっこ)/人間時:因幡(いなば)
男/見た目年齢20代半ば~後半/B型/身長190/一人称:私/丁寧語/武器:小雪(日本刀)/好きなもの:フンドシ

 西の四聖獣。
 普段は人の姿を取っているが、その正体は白い大虎。
その昔は手のつけられない暴れん坊で、残忍・冷酷・粗野な性格をしていた。
先代の五輪刀との戦いで傷つき、雪の中で息絶えようとしていたところ、小雪という女性に救われた。
妖力の低下により、人の姿を保てなくなって獣の正体を現した白虎を恐れることなく、自分を布団代わりにしくさった小雪に惹かれる。
風が吹き込んでくるようなあばら家に住む貧しい暮らしに居候を決め込み、小雪の気を引こうと大袈裟な話や嘘の話をして喜ばせる。
傷が癒えると彼女に喜んでもらいたいがために、ゆりとあらゆる宝物を盗んでくるが、受け入れられず。
やがて病にかかった彼女は返らぬ人に。
納得できなかった白虎は、黄泉返りの術を施してしまう。
ところが、死者を蘇らせても生前のような心はなく、鬼と化して襲ってくる。
結局、望んだ女性を再び斬り殺し、自身も心に深い傷を負う。
このことをきっかけに人の心を理解しようと努め、命を大切にするようになってゆく。


小雪に負わされた傷と傷心のために、生きる気力を失い、さ迷い歩いて倒れたところが北の院の門前。
雪に埋もれていたところを、当時、幼かった十音裏に救われる。
同じように雪の日に出会った少年に運命を感じ、小雪が引き合わせてくれたのかもしれないと幻想を抱く。
「因幡」と名乗り、そのまま北の院に居ついて、後に五輪刀に名を連ねることとなる。
小雪と重ね合わせる十音裏を守ることで、小雪への贖罪と無意識に位置づける。


その数年後、力をつけた楴丞丸に召喚され、契約を結ばされることに。
抵抗空しく、ユーフェスの力をつけた楴丞丸には及ばす。
力に屈した以上は、軍門に下るのが妖の掟。
こうして、十音裏と敵対する勢力につくハメに。


最初はどうにかして逃れよう、あるいは十音裏に知らせて楴丞丸の野望を挫こうと隙を窺っていたが、嵜国の秘密を楴丞丸から聞かされ、理不尽さと壊してやりたいという主張に共感する。
また、十音裏に似ていることが気になり、情が移る。
出生を追っていったら、双子であることがわかり、ますます捨てて置けなくなってしまった。
十音裏よりも不遇な身の上である楴丞丸を何とか人の道に戻してやりたくなり、十音裏よりも楴丞丸側に肩入れし始めてしまう。
楴丞丸に対しても愛情を注ぎ、人の心を取り戻してもらおうと奔走する。
二人が争わないように仕向けるための画策するも上手く行かず、青龍に間者ではないかと怪しまれる始末。
人質として連れて来られた新那をことあるごとにかばい、朱雀からも怪しまれ始め、ヤマタノヲロチを手にかける作戦に積極的に乗ることによって一応の信用を勝ち得る。
結局、楴丞丸と十音裏の直接対決になってしまい、楴丞丸に兄弟を殺させまいとして間に割って入る。
それが楴丞丸からは裏切りと見なされ、背後から一突きにされてしまう。

 

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