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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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改訂版:箱君 キャラクターファイル8

敵ボスの楴丞丸。
当時はあまり語られてませんでしたが、こういう事情がございました。
というような、まさにネタバレ。



▽つづきはこちら

楴丞丸(だいじょうまる)
男/20歳/A型/身長185/一人称:俺/武器:刀/好きなもの:世界征服(笑)

 鬼の頭目。
 実は幼い頃に妹と共に迷い込んで来た現代の人間。
 人里を見つけて助けを求めたが、変わった格好(現代の服装)をしていたために鬼の子だと人々から石を投げられ、追い回される。
 全身打撲で雨の中、倒れて冷え切り、妹は息を引き取る。
彼もまた命の灯火が消えかけようとしていたとき、眠れる邪神・ユーフェスの声を受け取る。
 邪神の声に応えると、正体の知れぬ力が漲った。
 再び自らの命を引き寄せた少年は、心を憎しみで染め、手にした魔の力で自分を追い詰めた村を一夜にして滅ぼす。
 その後、四聖獣を召喚し従わせ、嵜国へ宣戦布告。

 
 争いと血を好む冷血漢。
 強い者と戦い、勝利することに悦びを感じる。
 他人を信用せず、己が力だけを頼りとする。
 普段は物静かで口数も少ない。
 が、玄武相手になると調子を狂わせられるので、ちょっと怒りっぽくなる。
 常識人?なだけに、思わずツッコまずにはいられない。


 嵜国の存在の秘密にいち早く感づいた人物。
 眠れる邪神ユーフェスを覚醒させ、嵜国の封印を内から壊そうとしている。
 自分と同じように現代から迷い込んできた新那と桜華に目をつけ、門の鍵になる可能性のある女として、あるいは邪神復活の生贄として利用できるのではと考える。
 さらってきた女(新那)に、思わぬ必殺にぃなぱんちを食らって撃沈。
 ぷちん♪とキレて新那を斬り殺そうとするが、あわてた白虎に止められて何とか持ち直す。
 殴られたり、反論食らったりして、幾度となくイライラ……プチン♪
 怒りに任せて殺そうとして、その度、白虎に止められ、ようやくおさまるなど危険な一幕も……。


 実は、十音裏の双子の兄弟。
 凶星(禍星)落つる刻に生まれた双子は不吉として、片方はなかったことにして、川に流されたのが彼。
 流された赤ん坊は死なず、異世界(現代)へ。
 現代で育った彼は再び、この世界へ戻ってくることに。
 現代での名は、「辻占 新詩(つじうら しんし)」。
 こちらでの名はずっとなかったが、説教好きな坊主に出会い、勝手に名付けられた。
 この坊主から瑆姫には実は二人の子が居たという話を聞き、現代の育ての親から聞いた話とすり合わせてそれが自分だと気がついた。
 それから顔も見たこともない十音裏と和成に憎しみを抱くようになる。


 新那の存在が十音裏にとって特別で、動きを封じるのに有効と踏み、新那を盾に対峙する。
が、新那を見殺しにしてでも鬼の頭目を討とうとする十音裏の徹底ぶりに憤った。
 結局、新那を連れて一時引くことに。
 このとき、憤った自分に気がつき、初めて一風変わったこの凶暴女に心を惹かれていたのだと知る。


 十音裏と同じく、魔を引き寄せ影響を受けやすい体質。
 力を求め、ユーフェスの支配が強まると攻撃心ばかり増してやがては、わずかに残った心を取りこぼしてゆく。


 

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