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レイディ・メイディ 48-12
2008.07.11 |Category …レイメイ 46-48話
フェイト「だいたい、メイディアがどうした変だのって毎日うるさく言ってたのは、君の方じゃないか。俺は別に……」
ダレス「俺はほれ。お前さんの代弁よ」
親指を立てて誇らしげに厚みのある胸を張る。
フェイト「頼んでない」
レク「まぁまぁまぁ」
あわててレクが間を取り持つ。
いつもこんな役割だ。
▽つづきはこちら
レク「ホラ、無神経が服を着て歩いている二人だって、ああやって気にしてくれているんだからさ、もう無理しちゃダメだよ。メイディ」
無神経が服を着て歩いている二人。
二人!?
フェイトとダレスがお互いを指さした後で、同時にその指を自らに向ける。
フェイト・ダレス「………二人?」
メイディア「無理しないとならないときもあります。……でも」
「ありがとう」
何ケ月振りの晴れやかな笑顔を見せて、メイディアは短くなった髪を払った。
レイオット「あっといけない。授業が始まっちゃうわね。お昼は一緒に食べましょ、メイディ」
時間を確認してレイオットが言った。
メイディア「ええ、ぜひ」
レク「フェイトも何か言ってやれよ」
別れ際、レクのひじにフェイトがつつかれる。
フェイト「何かって……何だよ」
レク「がんばったメイディに何もないのか?」
フェイト「んー……あー……ごほん。メ、メイディア」
メイディア「?」
フェイト「よくやった」
メイディア「何です、偉そうに」
フェイト「………………」
「会話終了」
レクを振り返る。
レク「……ばーか」
シラけた表情で無視。
レイオット「ばーか」
クロエ「無神経ばかー」
ダレス「朴念仁ばか」
一言ずつ置いて、立ち去る面々。
フェイト「ば……ナ、ナニ!?」
当のメイディアも自分の専攻する授業に向かおうとしており、珍しくあわてるフェイト。
フェイト「その…っ、まぁ、短い髪も悪くない……ぞ」
メイディア「……!」
彼女が振り返る前にフェイトは駆け出していた。
もう授業が始まる。
その背中に向かい、
メイディア「ばーか」
穏やかに微笑んだ。
●Thanks Comments
恋の呪文はスキトキメキトキス☆
Pさんの小さな胸にトキメキをありがとうっ!!
最後のフェイトの不器用っぷりと、メイメイの「ばーか」に萌死しそうです!(悶絶)
あとPも、レイメイメンバーに加わって、一緒になってフェイトに「ばーか」と云いたい(笑)
はっ早く、この二人の小学生並なラブをもっと展開させてください~。
小学生並!
ゼヒ「ばーか」言ってやって下さい(苦笑)
どうしようねぇ、コレ。
あー…(‐_‐;)
ところでへうげもの読んだ?