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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 39-7

モーリー「………………。……ねー、二人とも、なんか変な宗教みたいだから、そーゆーのよせばぁ? ……キモーイ」

アン「……え?」

 

 不満渦巻く想いから引き戻されて、顔を上げる。

 

シラー「……………………

 

 一瞬、シラーの鋭い視線が走ったが、モーリーはあえて鈍感なフリを通した。

 

モーリー「んーん。別にィ。おんなじ言葉繰り返すからー。ちょっと怖いとか思ってみただけ」

「あとはアレよね。メイディが人気がある人にチヤホヤされる理由? 女の子から好意を寄せられるのに慣れてるリッ君には、珍獣メイディが珍しいとかぁ。レイ様もそういうカンジじゃないのって。皆言うこと聞くけど、彼女、つっかかってくるしィ。目立つのは目立つよー? 少なくとも皆と同じラブレター1枚書くよりはねー

アン「う……」

ジェーン「たまに鋭くて怖いわ、モーリー」

モーリー「だって、伊達にハタチ前じゃないもーん♪」

全員「…………ハタチ前?」

モーリー「……あ。」

 

 サバ読んでいるのを忘れてうっかり。

 

モーリー「んーん、別にィ。なんでもナーイ」

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レイディ・メイディ 39-6

リク「今、クロエとしゃべってるのは、ダレスとフェイトだね。青薔薇志望で前の試験で2回共同じ班だった」

カイル「ナニ、ダレスと……?」

リク「フェイト」

カイル「フェイトかー。スカしたカンジであんまり好きになれそーもないな。ダレスって奴、なんだよ、ムサくるしいな。気安くしやがって」

 

 4人娘、顔を見合わせる。

 

モーリー「カイル君はぁ」

ジェーン「クロエがー」

シラー「あはは、好きなのね?」

アン「聞いてないよ……」

 

 恋のライバル情報収集に夢中で。

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レイディ・メイディ 39-5

リク「でも今はそのときよりメイディに認められてると思うよ。……このくらいは」

 

 また指でちょっぴりを示す。

 

カイル「ハァ? なんで?」

リク「さっき倒す宣言されたじゃない。名指しで。おめでとう

カイル「狙われても嬉しかねー!!」

 

 頭を抱える。

 

リク「そうかな。個人として認識されたってことなんだけど。何かこう……脈アリ?」

カイル・クレス「それは嘘だっ!!!」

リク「ああ、やっぱダメ? うーん。ダメかぁ~……脈」

カイル・クレス「ねーよっ!!!」

 

 同時に叫ぶハーモニー。

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レイディ・メイディ 39-4

クレス「お前が悪いんだろ、根に持たれたのは」

カイル「どっちの味方だよ」

クレス「少なくともお前の味方じゃあないね」

カイル「……うっ」

 

 取っておいてもらった席に着く三人。

 

ジェーン「見てたわよ、なぁにアレは」

 

 待ち構えていたように話しかける。

 

モーリー「あのお嬢様だもん。今更驚かないよぉ~」

ジェーン「そりゃそうか」

アン「あ……リク君」

リク「席とっておいてくれてありがとう♪」

アン「そんな……」

 

 リクが隣に座った、ただそれだけのことでアンの心臓はきゅんと跳ね上がった。

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レイディ・メイディ 39-3

 生徒本人の強い希望と教官同士の合意、そして上からの許可があればクラス替えは加能だが、そう簡単に許可など下りない。

 エリート集団のレヴィアスクラスからヒサメクラスに移ったカイルは、メイディアと交換材料にされることに本心は酷いショックを受けていた。

 自分はレヴィアス先生に見限られたのだと。

 魔法のアイテムを所持していながら、クレスに手も足も出ずに無様な負け方をしたために放り出されたのだと。

実にその通りなのだが、納得がいかないのはメイディアの希望を聞き入れたということだ。

 メイディアは自分に負けている。

自分以下だというのにどうしてレヴィアスの眼鏡にかかって、自分が出されてしまったのか。

 そこにはレヴィアスの名を一層高めるという目的の、大人社会の事情というものがからんでいたが、理由を知らない彼はおおいに落ち込んだ。

 本人の強い希望だったのはメイディアだけで、カイルは移動したくなんてなかった。

 だが、そこでごねればレヴィアスの機嫌を損ねて例えクラスに残れたとしても冷遇が待っているだけである。

 初めから、彼に選択の余地など用意されてはいなかったのだ。

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レイディ・メイディ 39-2

レイオット「コラコラ、そこの二人!! 顔出してると叱られるわよ? こっちはもうナーダ先生もヴァルト先生も試合の方見に行ったからいいけど…………」

 

 両手を腰に当てて、レイオットがたしなめた。

 

クロエ「エヘヘ~♪」 頭をかく。

 

 当然、教室では先生に名を呼ばれているクロエ。

 レイオットと見るや、ケンカ中のメイディアはさっと顔を引っ込め、その態度にまたレイオットは精神的ダメージを負う。

 

レイオット「メイディまだ怒ってるぅ~」

レク「まぁまぁ」 苦笑い。

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レイディ・メイディ 第39話

第3話:すくらんぶる☆らぶ

『ああ、危ない!! 避けなきゃ!! そこですわ!! あん、もぅ、何やってるの!? 違うでしょ!! アララ、ワタクシったらどっちを応援しているのかしら。間違ったわ。ワタクシが応援したいのは   …………』

 

 ガイィン!!

 真剣が跳ね飛ばされて、空に弧を描く。

 

ヴァルト「1本!! 勝者レク=フレグリット!! それまで!!」

 

 勝者を告げる声と重なって、跳ね上げられた剣は地上に突き刺さり衝撃の余韻に震えていた。

 

レク「ありがとうございました!!」

 

 真剣を使っての訓練が多く入るようになってきた。

 木刀しか使ったことのない大半の連中は怖がって実力の半分も出せないでいる。

 そんな中で頭角を現したのが、普段はおとなしくあまり目立たない性格のレク=フレグリットだった。

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