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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 第37話

第37話:キミノ ミカタ

レイオット「メーイーディーアーがぁぁぁーっ!!!! レク!! ナントカ話してみるって前に言ってくれたの、どーなったの!!?」

 

 元々ではあるが、さらにさらに悪い噂ばかりしか流れてこなくなったメイディアの話を耳にしたレイオットが木刀振り振りレクに詰め寄る。

 

レク「わかってるよ。タイミングがあるんだってば」

レイオット「もういいわ。やっぱり私が1対1で…………。話せばわかる!! 雨降って地固まるっていうことだし、更に激しく川原で争えば、熱い友情が芽生えてきて原因なんかどうでもよくなるハズよ!!」

フェイト「…………脳みそ、筋肉女…………」 ぼそ……

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レイディ・メイディ 36-7

クレス「図々しい奴だな、まったく」

少年「……う」

リク「いいじゃないか、クレス。練習試合だったんだ」

クレス「だけどさァ」

 

 納得いかないといったふうに少年をギロリとみつける。

 

リク「そんな怖い顔しないで。ホラ、スマイルスマイル♪」

クレス「うるさい、お前が言うとムカツクんだよ!!」

リク「そうかなぁ?」

 

 唯一、リクだけが友達になってくれたので、その側に隠れるように少年は座っていたのである。

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レイディ・メイディ 36-5

リクと不本意ながらクレスが氷鎖女を連れ去った後、あっけにとられて見つめていたメイディアも皆が立ち直るのと同時に我に返り、いいとこなしで授業が終わってしまったことに気が付いた。

 

メイディア『ああ、結局、今日はほとんど撃てませんでしたわ……。こんなんでワタクシ…………』

 

 リクとクレスの勝つことができるのだろうか? 先を行く二人の背中を見つめる。

 

メイディア『同じことやってて追いつけるハズがない……他に何か手立ては……』

 

 焦りばかりが先行してどこからどう手をつけていいのか皆目見当もつかない。

 

メイディア『レヴィアス教官…………彼なら他のクラスが習っていない魔法も沢山教えてくれるから、先んじることができるのではないかしら?

 

 まだ怒りから覚めやらぬレヴィアス教官の後姿を見つめた。

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レイディ・メイディ 36-4

リク「ごはん、ごはん。今日のお昼は何かな~♪」

クレス「…………サイアク……」

 

 抱え上げられて揺られながら、

 

氷鎖女「あっ、あの……あのな、アゴがな、」

クレス「アゴはもういいのっ!! アンタ、また変なのばっかり興味持ってェ!!!」

 

 言い訳をしようとする氷鎖女を睨みつけた。

氷鎖女「す、すまぬ……ちょっとあの……アゴが……」

クレス「だから!! アゴから離れろっつーに。ったくもー。ロックなコトしないんだから、オマエラ」

リク「アレ? 俺も?」

クレス「元はと言えば、お前のせいじゃないか」

 

 どうして自分まで走っているんだとようやく疑問にたどりついて息をつく

 

リク「はははっ。まぁいいじゃない。……あ、おばさん、俺、A、Bランチ大盛りで」

 

 食堂に入って氷鎖女を下に降ろす。

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レイディ・メイディ 36-3

レヴィアス「…………リ……リク君……。何のマネだね、これは……?」

リク「あ、ちょっと動かないで下さい。あと、少しかがんでいただけると助かります。ウチの先生、背がないもので……」

クレス『うおーっ!! うおーっ!!! うおーっ!!!? 何やってんだ、コイツーッ!? 意味わかんねーっ!!!』

学徒「先生、先生、リクが凶行に走った!! 止めろよ!!」

氷鎖女「……ハッ!!」

 

 その声に弾かれて、ふらつく頼りない足取りでやってくると、

 

氷鎖女「こ……これこれ、そのような失礼をかましてはいかぬでござるよ。いくらアゴが気になるからって、つまんだり、引っ張ったり、骨折して包帯巻いてたら面白いのにとか思ってはダメでござる」

 

 と、一応、言ってはみたものの……

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レイディ・メイディ 36-2

只今、彼の脳内はアゴを引っ張り回すドリームでいっぱいだ。

 

氷鎖女『アゴ…………アゴをひとつかみ…………アゴ…………』 そわそわ、そわそわ。

 

 落ち着きなく、チラチラとアゴを盗み見る。

 

氷鎖女『いかぬ……!! ……どきどきしてきおった。何故あんなにアゴが長いのか? アゴ骨折したらちょっと面白いな』

 

 アゴだけに包帯が巻かれているレヴィアスを想像し、思わず一人で吹き出してしまう。

 

氷鎖女「ぷっ、くすくすっ♪」

レヴィアス「何です? さっきから」

氷鎖女「え、あ、アゴ…………あの…………いえ。何も…………」 どぎまぎ。

 

 それでもやっぱりアゴが気になる。

 

氷鎖女『どんなに視線をそらそうとしてもあのアゴに吸い寄せられる…………!! もしやこれは恋!!?』

   「なんつってー♪ ぶふーっ」

 

 またしてもニヤニヤして口を押さえる。

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レイディ・メイディ 第36話

第36話:メイディアの決断

 クラス対抗親善試合の翌日もメイディアは休まなかった。

 クロエの回復魔法のお陰で体の痛みはいくぶん和らいでいたが、可愛らしい顔は腫れて見る影もない。

 その上、腫れからくる発熱で頭もぼんやりと冴えなかった。

それでも取り憑かれたように教科書にかじりつき、魔法の勉強を続ける姿は鬼気迫るものがあった。

 けれど頑張りに反比例して魔法の威力は空回り。

いつものように魔力を練り上げることができずに不発が続いた。

 

メイディア『おかしい……!! 不発なんて今まで一度もなかったのに!!』

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