君とコティヨン；３

　王子はまだ数人作りますが、まだ出来ていないので、教育係りを先に何人か……

 

［既存キャラクターファイル：教育係り編１］

キュラン

男／２３歳／身長１７８／Ａ型／一人称：私／口調：丁寧語。同格以下には、「だ。だな」

担当となる王子ｏｒ姫の幼い頃からの付き人。

魔物に襲われたときに主人を守って左肩から腕と左目を失って、今はそこだけサイボーグ。

時々、故障して突然ロケットパンチとか無意味に飛び出すキケンジャー。

目からビームも出る。

真面目で温和で苦労性。怒らせると怖い。

ゼファルトが好きではない。ノイルがキライ。

「お互い苦労しますね」

「だ、大丈夫ですか？　申し訳ありません」

「あれでいて、ちゃんとお考えがあるんですよ。……たぶん」

「ああああっ！？　スミマセン、私の腕が今飛び出してしまいました！！　ミサイル搭載なので気をつけて下さい！」

アルムガトー

男／１７歳／身長１６７／Ｂ型／一人称：俺／愛称：アル／口調：かなり怪しい丁寧語

戦災孤児。売られて貴族の館で働いていた奴隷少年。建前上は貴族の養子ということになっている。

どういうワケだか教育係りを決める会場に紛れ込んで、どういうワケだか間違えて選ばれてしまったので、よくわからないウチに引き受けてしまった。

ご主人様命。忠犬。でもバカ。

ご主人のためなら例え火の中水の中。でもご主人様のために余計なことばかりしでかしては迷惑を振りまく。

王子ｏｒ姫を教育するどころか自分が教育されて来いというダメっぷり。

でもいつも一生懸命な努力家。しかし方向は激しく間違っている。

お人よしで頼まれると嫌と言えない性格。後先考えない。

郵便物を出してきてと頼むとポストに出しに行くんじゃなくて、封筒に書かれた住所まで直接持って行ってしまう手際の悪さ。

自分の過去が露呈されるのをいつも恐れている。貴族に馬鹿にされると萎縮する。

「ご主人！　俺に任せて下さいよっ！！　カンニング用紙、今から作りますからっ！　当日はバッチリっス！！」

「ご主人！　他の候補者の食事に下剤混ぜてきましたっ！　これで王座はご主人のモンだぜですね！」

「ご主人！　丑の刻参り行ってきました！　これで明日の遠足は晴れだぜ！！」

「……すんません……俺がバカだから……迷惑ばっかり……」