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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 18-10

 同じように第1グループに含まれていたシラーブーケたちのチーム。

シラー「まぁ、私に任せてよ。去年休学してたけど、初期のこの試験は受けてたから」

ステラ「頼りになるわね」

シラー「ふふっ。一応ね、秋の試験前にもいたのよ。休学届けの延長許可をもらいに」

 

 そこでメイディアを迎えに来ていたシャトー夫人の姿を見かけたというワケだ。

 

シラー「それより、ね、カードやらない?」

 

 ここでも火を囲んで円陣を組んだ形でカードゲームが始まった。

 

赤薔薇候補の少女・ミレーヌ「ねーねー、せっかくだから、罰ゲーム入れようよー」

青薔薇候補の少年・テオドール「賭けのが良くない?」

ミレーヌ「ダメよぅ!! 賭け事は禁止されてるでしょ」

テオドール「堅いこと言うなって。公然の秘密みたいなモンで皆やってるし教官たちも知ってるじゃん。ただの遊びなんだからさ」

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レイディ・メイディ 18-9

レイオット「ああ、気にしなくていいわよ。確かにメイディアは良くないところあるもの」

レク「モリモリとね」

レイオット「でも彼女も良いところ沢山あるから、そういうところも見つけてあげれば少しは許せるようになるかも」

レク「許せないときもあるけどね。ウハハハハ

レイオット「レク……何かあったの? 笑顔が怖いわよ?」

レク「気のせい、気のせい。ハハハハハ。だまされたり、だまされたり、突き落とされたり、穴に放置されたりしてないよ」

レイオット「………したんだ……」

リク「あー、アレねー。ビックリしたよね。ハハハ。まさかああ来るとは思わなかったしね」

 

 例の落とし穴ウ○コまみれ事件に関ったもう一人の当事者・リクがうなづいた。

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レイディ・メイディ 18-8

クレス「言っておくけどね、僕は君にもちょっとまだ怒ってるんだからね」

 

 さっきから黙ってやりとりを聞いていた

フェイト「うるさいな」

 

クレス「なんだよ」

フェイト「終わったことをいつまでも言っても仕方ないだろ。それより今後どういう風に進むかだ」

 

 地図を広げる。

 

セルゲイ「そうだね。ルートはいくつかあるけど、こちら側は崖になっているし、できれば……」

クレス「中央の道をズバーッといっちゃえばいいじゃん。距離は直線の方が短いんだからサ」

ダレス「待て待て。中央の道はこの地図では道になってるけど、ほとんど獣道なんだぞ」

クロエ「何で知ってるの?」

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レイディ・メイディ 18-7

 結局、今度はクロエの人の良いワガママで彼ら全員、罠にかかった連中を救い出すハメに。

 

クレス「あ~あ、まったく……。ついてないなぁ。こんなチームに配属されちゃってサ。僕一人ならもうとっくなのに」

ダレス「ブツクサ言うなよ。まだ一日目じゃん」

 

 夕方になり、足元が危うくなってきたので今日はひとまず休むことにした。

 

クレス「僕の独り言に返事するな。大体、まだなんて余裕かましていられる場合? そうでなくても足を引っ張るのが2人もいるのにさ、番号札はチーム分ないんだぞ!!? つまり、遅れたチームにはポイントがまったく加算されないってコトだ。そんなの冗談じゃないからな!!」

 

 腰を下ろした草の先をちぎって指で弾き飛ばす。

 初日から苛立ち最高潮である。

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レイディ・メイディ 18-6

学徒「ギャアァッ!!?」

 草むらに踏み込んだ途端、トラップ発動。

 下から斜めに切った竹が飛び出して来た。

 かと思えば、ロープにひっかかって転倒。

 避ければその先に輪になったロープが。突然絞まって上に吊り下げられる。

 山の頂上に登り、番号札を取って帰ってくる初期の団体試験が、いきなり罠だらけの危険なルートに早変わり。

 

 監視室で、ナーダ「……ちょっとぉ……」

氷鎖女「ぷーっ♪ クスクスクスッ」

ヴァルト「余計なコトするなって……」 あきれ顔。

ニケ「だから子供は困るよ」

 

 外見が12~3の子供で止まってしまっている150歳のニケが自分より年上に見える若造の氷鎖女を示して言う。

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レイディ・メイディ 18-5

クレス「もう一発お見舞いするぞっ!?」

メイディア「ぶったらブタによく似てるっ!! 3年前からブタだった!!」

クレス「何ィ!? じゃっ、じゃあ、バーカカーバマーヌーケッ!! お前の母ちゃんデーベーソッ!!」

メイディア「何ですって!? もう一度言ってごらんなさいっ!! ワタクシのお母様はデベソなんかじゃありませんっ!!」

 

 先に出発したチームはすでに後ろ姿さえ見えなくなっている。

 

教官たち「……………」

氷鎖女「………………」

 

 懐に手を入れて、例のネズミ花火を取り出す。

 

氷鎖女「ていっ」

 

 火を点けて、ホイとメイディアたちの中心に投げ放った。

 シュルルルルッ!! すぱぱぱぱんっ☆

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レイディ・メイディ 18-4

クレス「早くしてよね!! もういいや。先に行くから」

 

 苛立たしく足を踏み鳴らしていたクレスはとうとう我慢の限界に達して歩きだしてしまった。

 しょっぱなからつまづいてはいられない。

 

フェイト「待て。チーム戦だ。先に行くのは許さない」

クレス「だったら早くさせろよ」

フェイト「わかってる」

セルゲイ「あ~あ。前途多難」

 

 肩をすくめる。

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