忍者ブログ
NinjaToolsAdminWriteRes

ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

HOME ≫ [259] [260] [261] [262] [263] [264] [265] [266] [267] [268] [269]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


レイディ・メイディ 25-6

 張本人は不機嫌さを隠そうともせずに次の教室に入った。

 他の学徒たちは友人同士でまだおしゃべりを楽しんで集まっているが、友達の少ないメイディアはポツンと座っているだけだ。

 今度は一緒の学科を取ったレクも教室に入ってくる。

 数いる友人たちと話し込んでいたが、メイディアに気づくと軽く手を上げた。

 

レク「あれ? 気づいてないのかな?」

 

 もう一度振るが、また無視をされてしまう。

 

友人「やめとけよ。時代はシラーお嬢様だぞ。メイディアなんてもう古い古い」

レク「何言ってんだよ。古いも新しいもないだろ。だいたい…………」

 

 残るレクはといえば、中立の態度でいながら実際にはメイディア寄りである。

 彼の目にはシラーがどうにも不自然に感じてならないのだった。

 

レク『こんなこと、思ったらいけないのはわかってるんだけど……』

拍手[0回]

PR

▼ つづきはこちら

レイディ・メイディ 25-5

 リクの机の上には何故か大量の食物が……

 どうも時間内で食べ終わらなかったらしい。

遅いのではなく、量が多すぎて。

 

リク「じゃあ食べ終わったら」

氷鎖女「それがよろしかろ」

学徒たち『そーじゃねーだろっ!?』

 

 もはやどっちに突っ込んでいいのかわからない。

拍手[0回]


▼ つづきはこちら

レイディ・メイディ 25-4

クロエ「んもー、とにかく、そういう意地悪はいけないってレイオットにも言われてるでしょ」

メイディア「……ごちそうさまです」

 

 それには答えずにそそくさとその場から逃げ出す。

 

クロエ「こらーっ!」

シラー「……いいのよ、クロエ。ありがとう。でもどうせ私なんか……」

クロエ「ふうぅん、ひょんなひゅーに自分を言ったららめ。めーでぃひゃらって……んぐ、今にきっと……モグモグ……わかってくれるわ!」

 

 シラーの手をそっと包み込むように両手をそえながら、口はモゴモゴ。

 

シラー「何を言っているかよくわからないけど、クロエは優しいのね」

クロエ「やだ、そんひゃこと………………ゴフッ……おふっ、げふっ、うぉえっ!」

シラー「キャーッ!? 食べながら話すからよ!」

クロエ「むぐぅっ!?」

 

 あわてて水を飲み干す。

拍手[0回]


▼ つづきはこちら

レイディ・メイディ 25-3

メイディア「そんな……どーして? メイディアがお嫌い?」

ガーネット「嫌いとかそういうんじゃなくて……」

 

 むしろ、それ以前だ。

 

クロエ「ダーメッ! お兄ちゃんは私のなのっ」

メイディア「兄妹では婚姻は結べません。お下がり、クロエ」

クロエ「イーヤッ! メイディアこそっ! お兄ちゃん、困ってるでしょ!!」

メイディア「ダーリンッ!!」

クロエ「お兄ちゃん!!」

ガーネット『頼むから放っておいてくれ……』 ゲッソリ。

 

 やがて上官のジャックがやってきて、食堂でしっかり食事した後、ガーネットと連れ立っていってしまった。

拍手[0回]


▼ つづきはこちら

眠い……

 最近、引きこもりのイキオイなあたくし。
 土日、友達と出かければいいのに、寝てばかり。
 ゴロゴロしてるってだけじゃなくて、文字通り、昏々と眠り続けてしまうのです;
 起きたら夜だったとか、ザラです。
 怖い。
 一日がなくなる!!(爆)

 たまに不定期にこんな眠り時期がやってきます。
 寝ても寝てもまだ眠いという。
 寝すぎで眠いのかな。
 先週土曜は、先日の夜に眠ってから翌日の夜の8時まで、合計4時間くらいしか起きてなくて、さすがに驚きました。
 ご飯作る時間と食べる時間とトイレくらいしか目を覚ましてないってコトですよ!
 はわわ;
 その後はちゃんと目覚めて、今度は夜眠れないかなと思ったら、ちゃーんと12時か1時にはしっかり寝てるしさ。
 一体、どーなってしもたんじゃ;

 家からとにかく出ないとダメですね。
 会社と家を往復しているだけの今日この頃です。
 一応、本は読んでるけど。
 生人間とあんまり口を利いてないかもしれませぬ。
 友達は精力的に活動してるっていうのに、自分ときたら……あうあう。

 今週末も来週もまた眠って過ごそうとすでに思っているのがもうダメだ(爆)
 これがまた退屈とか思っていないのが、重症だと思う。
 この時期の布団が気持ちが良過ぎるのも問題アリなんだよね、きっとそうだ!
 ああ、幸せだ……(←マズイ)
 

拍手[0回]


レイディ・メイディ 25-2

シラー「誤解よ。返事してくれたから嬉しくて……。この前も落とし物拾ってくれたし」

クレス「目の前であれだけハデに落ちればそりゃね」

シラー「でもあのとき誰も一緒に拾ってくれなかったわ。それどころか最近、教科書が隠されたりすることもあるし……」

 

 言ってシラーは涙ぐんだ。

 涙ひとつでクレスの中の天秤の比率が動いた。

 やっぱり、メイディアが悪い。

 あの女は性悪だ。

 

クロエ「だから、お兄ちゃんは私のなの!」

メイディア「安心なさい、ワタクシがあなたの姉になって差し上げますから」

 

 唐突にキンと響く声が入って来た。

 視線を巡らせると正騎士・ガーネットがクロエとメイディアに引っ付かれてサンドイッチ状態になっていた。

拍手[0回]


▼ つづきはこちら

レイディ・メイディ 第25話

第25話:第一次シャトー令嬢大戦

 前回は不審な男たちの乱入で試験を中止せざるを得なくなった。

 その理由を学徒たちは聞かされていなかったが、再試験なのは決定事項。

 メンバー発表の欄を大勢がひしめき合って自分の名を捜し出そうとしている。

 

メイディア『ワタクシ……クロエ……フェイト……クレス…………またあの男がいるわ。……ダレス』

 

 セルゲイが抜けて、その代わりに知らない名前が入っていた。

 

クレス「また同じかぁ。まぁいいさ。今回はリクの奴をぎゃふんと言わせてやろう」

 

 誰も声をかけなくなったメイディアにクレスは独り言のように話しかけた。

 同じく振り向くこともせず、メイディアもうなづく。

 

メイディア「ワタクシたちが争うのはその後で十分ですわね」

クレス「そういうこと」

拍手[0回]


▼ つづきはこちら

≪ 前のページ |PageTop| 次のページ ≫

もくじ ▽

初めましての方へ☆必読お願いします ▽

金魚飼ってます☆ ▽

さらに金魚飼いましてん☆ ▽


ブログ内検索

カウンター

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

最新TB

フリーエリア


※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【ゼロ】  Design by NUI.T  Powered by NinjaBlog