マイルノビッチ：佐藤ざくり

マーガレットの少女漫画。
３巻まで読んでみました。

「木下まいる」というもっさりドブスな少女は、男子からからかわれたり、酷い言葉を投げつけられたり。
そんな人生のおかげで、ブスはお洒落をする資格もない！と自ら思い込んでしまうほどの卑屈な性格に。
ところが、学園ＮＯ，1のイケメソに「綺麗になる努力もせずに、ブスをいいわけにするな！」と叱咤され、メイクによって、美少女に変身☆

……というような出だしです。

※我的に評価はあまり高くないので、好きな人は続きを読まないで下さい(>_<)

地味な子がメイクによって美人に生まれ変わり……ってお約束設定は好きなんですが、だいたい元々美人なんじゃんっ！！ってツッコミたくなる（苦笑）
ライバル的な子が本当に地味顔？で、メイクをすると美少女なんですが、そっちの顔を主人公にもってきて欲しかったな～と。
せっかくの設定が、結局、カワイイんじゃん！で終わってしまう。
元は良いけど、お洒落していないせいで……程度なら、そんなにドブスを強調せずにやって欲しかったかも。
その辺は和泉かねよしの「ダウト！！」のが似た設定だけど、リアリティあったかなぁ。
自分で思っているほど悪くないよって他の人から言われる描写でももう少しあれば、ワンクッションでよかったのかも？
でもブスはおしゃれしてもしょうがないんだ、みたいな感覚は共感できる女の子は多いんじゃないかって思いました(^-^)

この設定好きだし、王道とも言えるんだけど……
内容が、「君に届け｣＋「高校デビュー」をただ合わせただけっぽくて、読んでて新鮮味はまったくナシ。
卑屈で変に前向きで丁寧語とかまるっと「君に届け」の爽子っぽいし（しかも好感度は爽子のが圧倒的にイイ）、メイクをしてくれて、彼氏作りを手伝ってくれるイケメソって、これまたまるっと「高校デビュー」と同じなんだな～。
もう少し、＋αが欲しかったかも。
まったく同じ設定でも、展開や見せ方でワクワクさせられると思うんだけど、展開も次を読みたいとは思えず……
気持ちを深く描いてくれていないので、サラサラっと読んで何も残らない……みたいなカンジ。
ギャグっぽいところが多いけど、笑えるわけでもなく……
可もなく不可もないというか……
続きは読まないと思われる。
別にイヤミだったりしないので、好きな人は好きだと思う。
絵も可愛いしね（´∀｀）

あ。名前センスはどうにかして欲しいと思った(^_^;)



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話はガラリ変わって。
トリコゴッコのための入浴剤、森林・アップルに続いてローズも仲間入りさせました♪
ローズは何かって……勝手にサニーさんイメージで！(笑)
ローズの香りに包まれて、風呂桶の縁に組んだ足首載せて、サニーさんぶるのです！！←ヲイ……
ドゥフフフ……
幸せじゃぜ☆