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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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悲しい。

小学生の頃から、ずっと良くしてくれていた隣のおばさんが亡くなったと今し方、知らせが。
しばらく顔を見ていなかったから、どうしたのかなって思ってはいたけど、時間帯が違うだけかもってそんなに気にとめてなかったら……

祖母が健在だった頃もよく自転車にも乗れない祖母の買い物荷物を持って玄関先まで届けて下さったり、服のお下がりくださったり、会うといつも貴女は優しいわねぇ、キレイねぇと褒めて下さったり……
本当に優しいおばさんでした。
しかもとても品が良い。
引っ越してきたとき、良家のお嬢様だったのでは? と思ったほど(笑)

おばさんにいただいた半纏、気に入って10年くらい着てて、自分がでかくなってツンツルテンになっても擦り切れても着てました(笑)
半纏の魅力に取り付かれて、その半纏とさすがにお別れした後もまた新たに自分で買いました。
半纏バンザイ。
冬の友!!

お礼がしたくて、荷物持とうとするとリハビリだからと持たせてもらえず、結局、何のお礼もできなかった。
とても悲しい。
もう挨拶もできないんだなぁ。
自分が年をとっているんだから当たり前だけど、可愛がって下さった方々がどんどんいなくなっていく。
当たり前のことだけど、やっぱり寂しいです。
お通夜は参加させてもらおう。
まだ昨日のことで何も決まっていないようだけど。
元気なおばさんしか想像できなくて、実感がないのに涙は出てきます。
鼻水もね。
亡くなったというカンジはしないけど、もう二度と会えないというのはよくわかる。
あーあーもー。
おばさんありがとう、大好き。

おばあちゃん、おばさんがそっちいったよー。
また仲良く出来るよ。

あっ。家族葬にするからとお通夜断られたっぽい。
じゃあ落ち着いた頃に線香あげさせてもらおうっと。
おばあちゃんのとき来て下さったから、お見送りしたかったけど……

ご冥福お祈り致します。

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