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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 70-7

 クロエはまだ吹っ切れたわけではなかった。
 まだ何も整理されず、自分自身の気持ちもわからないままに足を一歩踏み出す決断を下した。
 この先、いつ躓くかもしれない。
 挫けるかもしれない。
 けれどまずは進んでみないことには何も始まらないことを彼女は知っていたのである。
 彼女にそうさせたのは、背後で支えとなっている兄や父への信頼と期待に沿いたい強い気持ちがあるから。
 だが、もう一人の少年には残念なことにそれが存在しなかったのである。
 彼の心は闇深く。病み深く。
 常に穏やかに見えるリクの心はさざめいていた。
 表情は優しげに保たれており、奥底に秘めた嵐を覗くことは叶わない。
 だが今、確実に。
すれ違う人間を振り向かせずにはいられない美貌の青年の心は、真実によって砕かれようとしていた。
 家族を殺した仇は既に亡き者に。
 復讐する矛先を失って生きる気力が減退していたところに追い討ちをかけるようなこの事実。
 殺したのは自分だ。
 自分のせいで、家族は死んだ。
 この忌まわしい紅い瞳のために。
 家族の死も恩師に出会えたことも自分が薔薇の騎士団を目指すことも全て、計画通り。
 当人の意思などなかったようなものだ。

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レイディ・メイディ 70-6

 謁見の間から逃げ出したクロエは、城の構造もわからないまま走っていた。
 とにかくその場から逃げ出したい一心で。
 どこを目指していたわけでもない。
 ただ落ち着いて考える場所を無意識に探していたかもしれなかった。
 建物から出て中庭を横切る。
事情を知らずにクロエを見かけた兵士に声をかけられ、あわてて離れの小さな塔の裏に逃れた。
幸いなことに兵士はそれほど気にしていなかったようで、後を追ってくる気配はない。
 
クロエ「ふう」
 
 石造りの冷やりとした塔の壁に背をつけて息をつく。
 
クロエ「私が……姫」
 
 ローゼリッタの。
 なんて非現実的な。
 深く胸の奥から空気を吐き出して、ずるずると座り込む。
 嘘で塗り固められた人生を今まで生きてきた、ということなのだろうか。
 楽しかった兄と父との三人暮らし。
 亡き母を慕う資格は自分にはなかったとでも?
 抱えた膝の上を涙が濡らしてゆく。
 父は当然知っていたとして、兄は。
 ガーネットはどうだっただろう?
 知っていて、妹ではないけれど妹のように扱ってくれていたのか。
 知らなかったのは自分だけ。
 
クロエ「教えてくれても良かったのに」
 
 最初から真実を。
 そうでなければ一生黙っていてくれれば良かったのに。
 泣いて赤くなった鼻をすすると、ふい玩具のような扉が目に付いた。
 
クロエ「……?」
 

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欲しいかんざしがあるのだが。

肝心の髪がナイ!(笑)
短いので結うだけの長さが足りない。
その上、ヘタクソで上手にアレンジできん。
しょぼーむ。
今年もあきらめよう、かんざし・・・(T_T)

む。
そろそろ寝ようと思ったのに、ダビングが終わらなくて眠るわけにはいかんのやった;
ね、眠い(爆)

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うわん、うわんっ!!。゚(゚´Д`゚)゚。

前がボタンになってるパジャマ着てます。
シャワー浴びて新しく出して着ました。
でもすぐに汗で濡れてしまいました。
また着替えてももうきりがない、我慢しよう。

いやいや、でもやっぱり気持ちが悪いのです。
何だかしけってて、洗濯して脱水したけど乾かしてはいない衣類みたい。
そこでゼロは気がつきました。

背中はびしょ濡れだけど、おなかの方は平気じゃない!と。

頭の良いゼロは、反対に着ればいいと思いました。
乾いたおなかを背中にして、背中の汗を吸い取っているうちに、濡れた背中部分のパジャマはおなか側で乾かされているといいよ!
それで、おなか側パジャマがまた濡れたら元に戻して、おなかで乾かし、背中はその頃にはさすがに汗も引いているっていう寸法さっ☆
すごいぞ、ゼロ!
これはいい考え!

ゼロは早速、両腕を中に引っ込めて、パジャマをグルリと回しました。
・・・が、濡れて張り付いていたために上手く回ってくれません。
しかも曲げていたひじが腕の部分に入ってしまったから、さぁ、大変!
とれないよ、とれないよ!!
ゼロは困ってしまいましたが、力ずくで突破しました。
わぁ、すごい。
頭を一切使っていません!
これでとうとう後ろが前に、前が後ろになりました。
やったね。
でもちょっとだけ、ビリッって聞こえたのは気のせいだよね?
 

ピンチを切り抜けたゼロだけれど、まだ難関は待ち受けていました。
本来の背中部パジャマが乾く前に、おなか部が濡れてしまって、ただの濡れパジャマになってしまったのでした。
もう、後ろとか前とかの問題ではありません。
あきらめて、ゼロは着替えることにしました。
最初からそうしなさいというツッコミは受け付けないつもりで満々です。

さて、濡れパジャマを脱ごうとしたゼロ。
やっぱりくっついて脱げません。
そこで考えました。
力ずくで脱出だ!!
あらあら、今度も考えなしですよ?
脱ぎ方が下手なんでしょう、まーたひじを曲げたまま腕の部分につっこんでしまいました。
うわんうわん、とれないよぅ!!
ゼロ、大暴れ。

そしてついに。



 

・・・びりっ。




ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

 

凹む・・・・

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がーん・・・

コメント消すのにまちごって希さんの消しちゃった・・・
見ててくれた後だといいけど・・・_| ̄|○ il||li
ご、ごめんなちゃい(T_T)
オマヌケスギる(´・ω・`)ショボーン

無事、尋ね人は見つかり、楽しくお話もできましたので、呼びかけ記事は削除させていただきました(^_-)-☆

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レイメイ、ようやく。

書く気力が戻ってきたような気がします。
どこまで何を書いたか忘れて書けなくなっていたのもあったので、しょーがないからブログからコピッて印刷かけた=3
70話だけ。
そして読み終えた。
70話の前がどうだったかは覚えがないのですが(爆)、70話は理解した!(笑)
何とかこれなら続けられそうです(^_^;)

もうほとんどクライマックス近くに来てしまってて、楽しいすったもんだが解決しちゃってて、書いててつまんないと騒いでいましたが、長期間休んでいたせいでつまらなくなっていたことも上手いこと記憶から飛びました(大笑)
新鮮な気持ちで取り組めるかな。

 

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おやまぁ。+追加。

怖い話を読んでたからとかそういう問題ではなかったかも。
あの記事書いた後、また眠りました。
起きたの今です。
気分が悪い。
単に睡眠必要だっただけかも。
そういや、女子日とっくに終わっているのにしょっちゅう貧血起こして困ってるんだよね。
早くも夏ばてかなぁ。
んもー。しょうがないのぅ(-_-;)
なんかもー、汗臭い。
寝てたくせに疲労感たっぷり(^_^;)
贅沢な(爆)

ところで亡き祖母の夢を見ました。
買い物に行った帰りにあの背中を見かけて、どこかのアパートにいるということを知って、どうして帰ってきてくれないの? 寂しかったよ。早く帰ってきてよ。一緒に暮らそうよって責め立てる夢でした。
ほんとだったら嬉しいのになぁ(^_^;)
残念です。
夢で会えただけでもいいけど、気分的にも疲労感でいっぱい(-_-;)
ロンリー。
シャワヘ浴びたら(`・ω・´)シャキーン!と動きますか。
待ってても食事は自動的にできないワケだし(笑)

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