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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 39-11

リク「メイディ」

メイディア「あら? 息を弾ませて…………どうかして?」

 

 立ち止まりもせず、いつもの調子で靴音高らかに近づいてくる。

 

リク「……どうかして…………って…………うん、ええと……

 

 息を整えながら、走ってきてどうだというのだろうと頭の中で疑問符が踊る。

 

メイディア「忘れ物?」

リク「ああ……そう……忘れ物……かな」

メイディア「そう」

 

 無関心に通り過ぎようとする少女の細い腕

真横に交差したとき、それをとっさにつかんでしまった自分に驚く

 

リク「……あ」

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無意味にザリガニを載せてみたり……

c05f9d54jpeg春日さんと遊びに行ったときにやったガシャポンのザリガニ。
欲しい物を1発でゲットできて嬉しい限り♪
しかしコレを友人に自慢しましたら、白い目で見られた。
ウナギも自慢したけど、ダメでした。
どうしてうらやましがってくれないのだー!!?
くそー!!
いいじゃないか! 見たまえ、この勇姿!!
鋏を振り上げ、威嚇するマッカチン!!
たまらんぜ……!
しかも箱入りでっせ!?
何気に可愛いですよ。ちょこんとホラ……ね?
愛らしく見えて来たべさ?

ええと、本日は朝から晩まで勉強するぞー!!
と、ハリキッテいたゼロ。
出だしは良かったのですが、肩こりのせいか天気のせいか、昼辺りから頭痛でたまらんことになってしもいもした;
仕方なく、薬を飲んで小一時間くらい休もうと横になったら、夜までぐっすり寝てしまい……(爆)
あわわわ、いつものパターンに!!
でも寝てスッキリしてから問題に取り掛かったら、頭痛いときには出来なかった問題がすんなり解けてなーんだってカンジでした^_^;
やっぱり体調は万全だと違うなぁ。
寝たのも……寝すぎだけど、無駄ではなかった……ということにしておこう。

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レイディ・メイディ 39-10

クロエ? 何で皆黙るの?

 

 沈黙の中で火ぶたを切った本人だけが取り残されている。

 告白されて、困って。

邪魔以外の何者でもない男が現れて。

少女がほっとしながら好きな人がと口にする。

これが現れた男への好意でなくて何であろう?

 カイルはキッとフェイトをひと睨みしたかと思うと涙を浮かべて走り去っていった。

 

クレス「わかりきっていたけど……」

リク「ザ☆玉砕」

クロエ「あーあ。ビックリしたぁ。……ちょっと悪かったかな、でもしょうがないよね」

 

 そう言う、空気の読めない彼女、好きな人とはお兄さんのつもりで言ったのだった。

 もちろんそれを正確に受取った者はこの場に一人としていない。

 クロエはたった今、フェイトに告白してしまったようなものになってしまっていた。

 

フェイト「お、俺に言われても……」

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レイディ・メイディ 39-9

 捜し歩いてたった今、窓のすぐ下に見慣れた銀色の髪を見つけたけれど、どうやって渡したらいいのだろう?

 アンのノートの時みたいに、疑われるのではないか。

泥棒扱いされるのではないか。

軽蔑されるのではないか。

 メイディアはそれを恐れていた。

 手の中で夏の夕日に照らされた指輪は、人目で高価な物とわかったし、それにとても古い。

 きっと大事なものに違いない。

あわてて探しているのだろう。

 

メイディア「うーん」

 

 銀髪の少年、一緒にいる黒髪と金髪も知っている連中だ。

 3人共同じ方向を覗いているようなので、メイディアもつられて身を乗り出す。

 

メイディア『……………………』

 

 どうやら、クロエは男子に告白されている最中らしい。

 それを男子3人で覗き見とは。

 

メイディア「んま!!」

 

 しかもここは因縁の、メイディアが初めて告白なるモノをして、初めて手痛くフラレた場所ではないか。

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レイディ・メイディ 39-8

 その日の夕方。

もう早速、告白する気満々なカイル少年。

無謀という名の勇者である。

 宿舎に帰るところを狙って、夕日をバックに告白するつもりらしい。

こそっと校舎の影に隠れて、友達同士おしゃべりしながら歩いてくるクロエを待ち伏せ。

 

カイル「よ、よ、よし、来た!! まずは誘ってくるぜ!!」

リク「勇敢だ」

クレス「勇者だ」

 

 あまりの無謀ぶりにリクとクレスが震え上がる。

 

リク「やっぱりここは一度退こう!! 撤退だ、カイル!!」

クレス「死ぬな!! 戦死するにはまだ早い!!」

カイル「放せよ、なんで戦死って決め付けるんだよ!!?」

 

 ドタバタとその場で暴れる。

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レイディ・メイディ 39-7

モーリー「………………。……ねー、二人とも、なんか変な宗教みたいだから、そーゆーのよせばぁ? ……キモーイ」

アン「……え?」

 

 不満渦巻く想いから引き戻されて、顔を上げる。

 

シラー「……………………

 

 一瞬、シラーの鋭い視線が走ったが、モーリーはあえて鈍感なフリを通した。

 

モーリー「んーん。別にィ。おんなじ言葉繰り返すからー。ちょっと怖いとか思ってみただけ」

「あとはアレよね。メイディが人気がある人にチヤホヤされる理由? 女の子から好意を寄せられるのに慣れてるリッ君には、珍獣メイディが珍しいとかぁ。レイ様もそういうカンジじゃないのって。皆言うこと聞くけど、彼女、つっかかってくるしィ。目立つのは目立つよー? 少なくとも皆と同じラブレター1枚書くよりはねー

アン「う……」

ジェーン「たまに鋭くて怖いわ、モーリー」

モーリー「だって、伊達にハタチ前じゃないもーん♪」

全員「…………ハタチ前?」

モーリー「……あ。」

 

 サバ読んでいるのを忘れてうっかり。

 

モーリー「んーん、別にィ。なんでもナーイ」

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レイディ・メイディ 39-6

リク「今、クロエとしゃべってるのは、ダレスとフェイトだね。青薔薇志望で前の試験で2回共同じ班だった」

カイル「ナニ、ダレスと……?」

リク「フェイト」

カイル「フェイトかー。スカしたカンジであんまり好きになれそーもないな。ダレスって奴、なんだよ、ムサくるしいな。気安くしやがって」

 

 4人娘、顔を見合わせる。

 

モーリー「カイル君はぁ」

ジェーン「クロエがー」

シラー「あはは、好きなのね?」

アン「聞いてないよ……」

 

 恋のライバル情報収集に夢中で。

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