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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 45-8

 それでもって本日、午後の授業。教養。ここでもやっぱり……

 

女教官「……………」

リク「……………」

氷鎖女「……………」

女教官「……あの………ヒサメ……さん……?」

氷鎖女「あ、いや、拙者のことはお気になさらず、どうぞ、進めて下され」

 

 生徒のひざの上に乗せられて、何故か授業に参加?している同僚を前に女教官は汗を垂らした。

 

リク「あ、コレはおとなしい生き物なので、大丈夫です」

女教官「………………」

 

 その他の生徒も興味深げに、そちらを見ている。

 

氷鎖女「こ、これ。誰だ、今、髪を引っ張ったのは? ヒトが振り返れないからって」

クレス「ぷっ。クスクスクス」

氷鎖女「おのれか、クレスぅ。後で覚えておれ」

リク「先生、暴れないでよ」

氷鎖女「あう」

女教官「……………」

 

 

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レイディ・メイディ 45-7

 薔薇の騎士団・養成所。

 所長室。

 

氷鎖女「くせ者は取り逃がしました。申し訳ございませぬ」

所長「……………」

 

 所長の太いまゆが跳ね上がった。

 事の次第を報告に上がった新米教官が生徒に抱かれた格好で背中を向けていたからである。

 あちらこちらに草やら土やらをつけっぱなしで。

 

所長「ケガをしたのか。大丈夫かね?」

氷鎖女「いえ。ケガなどは別に」

リク「……………」

所長「足をひねって歩けないのかね?」

氷鎖女「足が床に届けば歩けるのですが」

所長「? 届けば?」

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レイディ・メイディ 45-6

 先日、クロエ救出時に相手をした気味の悪い虫のように酸ではなかったが、無害なものでもなかった。

 殺傷能力ではなく粘着力の恐ろしく強い粘液だったのだ。

 

氷鎖女「それはそうか。意味のないものを攻撃手段にしようもないな。捕えるのが目的であらば、なるほどよい選択だ」

 

 などと感心しておる場合ではなかった。

 幸い、下は枯れ草と土だけだ。

 力を入れて足を引き上げれば、草がちぎれて自由になる。

 

氷鎖女「ちっ。この足で走ることになるか」

 

 靴の裏に草と土がくっついて重い。

 実際に戦闘になったときに文字通り、足を取られてしまいそうだ。

 しかしそれを気にしている場合ではない。

 まだいくつがの目がこちらを観察している。

 捕らえなくては。

 氷鎖女がクナイを森の闇に向かって投げた。

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レイディ・メイディ 45-5

リク「これはッ!?」

 

 生えた草ごと土を割って撒き散らし、姿を現したのは、ムカデに似た姿の巨大な魔物だった。

 

リク「!!」

 

 降り注ぐ土の塊から腕で顔をかばう。

 自分の体を楯して、

 

リク「先生、大丈夫!?」

氷鎖女「うん」

 

 魔物が尾を一振りして攻撃を仕掛けてくる。

 左右に跳んで避ける二人。

 まずは顔にぞうきんの搾り汁と描かれたリクが魔法攻撃を放った。

 

氷鎖女「む。いかぬ、これは……」

リク「うわっ! 跳ね返ってきた!?」

 

 自らの魔力を返されて、驚きながらも転がって逃れる。

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ヒーローの条件:あとがき

 16歳ジャックと9歳レイオットのお話でした。

 レイメイ、スタート時はジャックとレイオットくっつけるつもりが、全く関係なくなってしまったので、ここで少し書いておくかと。

 レイオットの初恋の相手として、レイメイではジャックを持ってこさせていただきました。

 

 どこまでいってもおバカな内容で……お見苦しくてスミマセンでした;

 企画前の薔薇騎士はジャックが主人公だったんですよね。ブルブル。

 今回みたいなノリとシリアスと。

 メイディアに負けず劣らず、パワフリャです。

 ヤツは書いててすごく楽。

 恋愛とか入ってきたらどうかわかりませんけど。

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ヒーローの条件:レイオットの場合。2

あんまり無茶はしないようにって私に言いながら、彼は、足をケガしているのに無理をして私のお人形を取り返してくれたの。

彼は何をも恐れない正義の使者だからこんなの平気だって言ってたわ。

私、感激しちゃって。

そのとき、私もそうなりたいって思ったの。

そしたら彼は薔薇騎士レンジャーになるための条件をこっそり教えてくれたんだ。

常に正義の味方であること。

正しいことが何かを見誤らない目を養うこと。

ちょっとのことでくじけないこと。

強く優しくあること。

ただし……

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ヒーローの条件:レイオットの場合1

ヒーローの心構え。

1、ヒーローはヒーローだから、ヒーローなの。

2、ヒーローは何者をも恐れない。

3、ヒーローは常に正義の味方。

4、ヒーローはくじけちゃいけない。

5、ヒーローは強くなくちゃいけない。

6、ヒーローは子供の憧れであり続けなくてはならない。

今の所、試験に出るからそのつもりで。

 

レイディ・メイディ番外編4

レイオット短編

ヒーローの条件、レイオットの場合。

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