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ジャック時代3
2008.07.06 |Category …レイメイ舞台裏
自分のキャラはやっぱり間に合いませんでした;
ぐうぐう寝てしまい……(またかよ)
秋月さんの画像もアップすること成功しましたので、お楽しみに☆
このブログ始まって以来の、初カラーだよ!!
……自分のじゃないところがアレですか(爆)
でも華やかに……! ううっ。感涙。
希月さんからいただいた方は、残念ながら画像ありませんが、そのうち追加できるかもしれません(^v^)
御両名、素敵キャラをありまとうございましたvV
レティシア=ランドルフ
男/17歳(二回生)/身長189㎝/AB型/青薔薇専攻/一人称:俺/希月様キャラ
クールで嫌味な色男。
名門騎士の家柄で何でもそつなくこなす優等生。
何かとジャックを見下した態度を取るが、どっこい本当はふわふわした動物に弱くお笑い大好き、更に薔薇騎士レンジャー激ラブな熱血馬鹿。
レッドは永遠のマイヒーロー(笑)
本当はジャックと友達になりたくて仕方がないが、不器用なのでどうしたらいいか分からないアホ。
家の名を気にして自然体で振る舞えず、ストレスたまりまくり。
本音では大規模なイタズラを仕掛けたり、自然体に任せてアホなことを存分にやったり、レヴィアス先生のアゴを掴んだり、所長のヅラを釣竿で強奪したりしたい。
趣味は猫のノミを取ることとラジオ体操。
密かな自慢は薔薇騎士レンジャーグッズコレクション。
レイディ・メイディ 48-2
2008.07.06 |Category …レイメイ 46-48話
ニケ「そうだよね。いいんだよ。悲しいって感情はとっさに出て来るものじゃないから。それより反射的にビックリしたとか怖いとかそっちのが先に来るだろうからね」
「それじゃ、敵を倒したぞーっていう高揚感はどうだったかな?」
メイディア「それもなかったと思いますけど………でも……」
ニケ「何だい? 思い出せることがあったら何でも言ってみて。気持ちだけじゃなくて、そのときの状況でも気になったことでもいいよ?」
メイディア「気分が悪くなりました」
ニケ「……そっか。そうだよね。でもそれは正常だから心配しなくていいんだよ」
人を殺して喜んでいたら問題だが、気持ち悪くなったのなら構わない。
16になったばかりの女の子だ。
当然の反応だろう。
ニケ『やっぱりこのことで魔法を使うのが怖くなってるんじゃ……?』
レイディ・メイディ 第48話
2008.07.06 |Category …レイメイ 46-48話
第48話:首切りジョン=カーター
12歳の少女は初恋をしていた。
自分がいけないことをしたときにしっかりと叱ってくれる彼が好きだった。
誰もが自分のご機嫌伺いで辟易してばかりで飽きていたところ。
でもたまには叱られることもある。
そんなときはいつも腹が立った。
だって両親に叱られることだってめったにないのに、どうして身分卑しい者から偉そうなことを言われなくてはならないのだろう。
だから彼女は、イタズラをしかけた。
それで大抵はいなくなってしまうのだけれど、彼はそれでも残って、少女の尻を強かに叩いた。
驚く少女に彼は言うのだ。
「悪いことをすると、こうなるんだよ。よく覚えておきなさい」
罪には罰。
ちゃん罰を受けて償ったら、許されるのだ。
だから彼女は、好きになった彼のために罰を与えることにした。
彼が許されますように。
レイディ・メイディ 第47話
2008.07.06 |Category …レイメイ 46-48話
第47話:古巣へ帰る
その日は少年の13回目の誕生日だった。
母親がケーキや御馳走を作り準備をし、部屋の飾り付けは妹らしき女の子と父親の仕事。
外から帰宅した少年は、自分の誕生日を祝う準備に感嘆した。
一緒になってメイディアも感嘆していた。
けれど彼女に誰も気がつかない。
それはそうだ。彼女はここに存在していなかったのだから。
母親は少年に優しく笑って「食べるのはまだよ」と言う。
部屋に入れば父親と妹が折り紙で飾り付けをつくりながら、お帰りと迎えてくれた。
手伝おうか、と申し出た少年は、主役は後でだから下がっていろと一蹴される。
苦笑しながら言われた通りに自分の部屋に戻った彼を妹が追う。
『お兄ちゃん、私公園にお人形忘れてきちゃった』
『………仕方ないな。そうだね、帰ってくる頃には準備も終わってるだろうし、いいよ、取って来てあげる』
『わぁい! お兄ちゃん、ありがとう』
それこそが運命の分岐であった。
レイディ・メイディ 46-10
2008.07.05 |Category …レイメイ 46-48話
二人が騒いでいる間に放心状態だったメイディアは何とか立ち上がって、おぼつかない足取りで医務室を後にした。
宿舎に戻ろうと校舎を出た彼女を待っていたのは、試験でのチームメイトだった。
閉会式が終わって保健室に駆けつけるところだったのだ。
クロエ「メイディ! もう起きて大丈夫なの?」
メイディア「ええ。大したことはございませんでしたので」
クロエ「待ってて、今、回復魔法を……」
メイディア「結構です。白薔薇の騎士がかけてくれましたから」
クロエ「そ、そっか。それなら安心ね」
ダレス「あ~……その……なんだ、意外とがんばったって。次の試験でホラ、挽回すりゃいいんだしよ。ヘーキ、ヘーキ」
メイディア「ダレス……ありがとう……」
『でも……“次”はないの……』
ダレス「いやぁ、まぁ。な、なぁ、フェイト?」
フェイト「どうして俺に振るかな」
レイディ・メイディ 46-9
2008.07.05 |Category …レイメイ 46-48話
ミハイル「お。これはレヴィアス殿。生徒さんを見舞われにいらしたか」
試験中は忙しく、応援に駆けつけた白薔薇正騎士と共にケガの手当に追われている赤髪のミハイル保健医が迎えた。
レヴィアス「ウチのメイディア=エマリィ=シャトーは?」
ミハイル「端に転がっていませんか?」
見向きもせずに適当にあしらう。
今は一人にかまっている場合ではないのだ。