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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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クロエ研究。

本家にクロエの内面など聞いてきてビックリ。
うわわ、思っていたのと違う!! ゴッフゥ、ガッハァ!!
レイメイ55話まできとるがな!!
……今からでも頑張ります(滝汗)
クロエイベント作らなくてわ!

ところで突然、少女漫画が読みたくなった。
ここんとこ、テストや倒産やなんやかんやで漫画を一切読んでないのデス。
ラヴが全くなくなって枯れ枯れのレイメイ。
潤いが欲しいところです。
でも全然、まったく、ちっとも思いつかないので、少女漫画でも読んで影響を受けよう!!
今度の休みにでも。
……その頃にはまた気分が変わっているかもしれないけど;
お花畑しなくてわぁ~。

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レイディ・メイディ 54-4

メイド「私だって悔しいです。これでは正妻ではなく妾でも連れ込んだような扱い。とんでもないことですわ。でもお嬢様、これは家のための婚姻です。多少のことは我慢して下さらなければ、ここまで耐えてきた甲斐がないというものでは?」
メイディア「…………………」
 
 眉間にしわを寄せてメイディアはメイドに反論を試みようとしたが、あきらめて肩を落とした。
 非の打ち所がない正論に対しての言葉が見つからなかったのだ。
 
メイディア「貴女の言う通りですわね。……でも、フンッ、大丈夫。どうやら公爵様とワタクシは相性が良いようです。ワタクシの罪の一切をご存じのようですし、振る舞いにもお喜びの様子」
メイド「そんな、メイディア様……」
メイディア「お聞きなさい、ヴィオレッタ」
 
 メイドの両肩をつかんで正面から見据える。

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レイディ・メイディ 54-3

メイディア「これはワタクシがいただきました、小鳥。よろしいのでしょう?」
 
 にっこりと、それは愛らしく血に濡れた少女は笑った。
 その無邪気さに人々は震え上がる。
 残虐の限りを尽くす公爵に悪魔のような姫君が嫁いで来たのだ。
 これはもうエグランタインの滅亡のときが近いかもしれない。
 
ダンラック「さすがは音に聞こえし、白刃の姫君! 触れたらタダでは済まなさそうです」
 
 驚愕から立ち直ったダンラックが手を叩いた。
 
ダンラック「12で初恋の君を殺したのは、伊達ではありませんな!」
 
 問題の発言に集まった人々が顔を見合わせる。
 今度はメイディアが硬直する番だった。

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レイディ・メイディ 54-2

メイド『お嬢様……』
 
 この瞬間、恐怖に引きつった少女は何を思っていただろう?
 両親のことだろうか。
 ただ助けてと声のない叫びを上げていただろうか。
 頭の中は真っ白に塗りつぶされて何もなかったかもしれない。
 それとも。
 好きな人のことでも考えていたかも。
 
メイド『私だったら……』
 
 とても耐えられないとメイドは思った。
 結婚を控えた身である彼女はもう、誓い未来に夫となる恋人以外など考えも及ばないからだ。
 もしメイディアが恋をしていたとしたら。
 いや、あの年で恋をしていないはずがない。
 人の良いメイドは他人事とは思えず、意地の悪かった令嬢ではあったが、ざまあみなさいと罵声を浴びせる気にはなれなかった。
 両親さえもいないここでは、ただ一人付き添ってきた自分が親族の代わりなのだ。
 ちゃんと見届けなくては。

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レイディ・メイディ 第54話

第54話:血染めの花嫁
 貴族の姫君は高価な贈り物である。
 そう表現したのは、メイディア=エマリィ=シャトー自身である。
 豪華な馬車は贈り物を運ぶための荷馬車。
 みるみる遠くなってゆく故郷を青い瞳に映した。
 二度と見ることは叶わないであろう故郷の風景を忘れないために。
 白い馬で駆けた丘。
 木苺を摘んだ森。
 その全てが今は愛しい。
 メイディアがこれから暮らすようになる城には友人となれる人はいるだろうか。
 夫となる初老の公爵はよい人だろうか。
 考えても栓のないことばかりに思いを巡らせてしまう。

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レイディ・メイディ 53-5

 具体的にどうしたらいいのか何を求めているのかは自分では上手く言い表せないのだが、リクは氷鎖女という個人に酷く執着している。
 ただ振り向いて欲しいと思う。
 めったに笑うことのないあの鉄仮面がふいに口元をほころばせると、ひどく嬉しく感じる。
 だからもっと微笑ませてみたいと思う。
 張り巡らされた壁を取り去ってしまいたい。
 何を考えているのか知りたい。
 本音を言えば、隠れた素顔も見てみたい。
 以前、魔物の吐き出した液でマヌケにも二人で引っ付いてしまったときに素顔を見られるチャンスがあった。
 そのときに心が動かなかったといえば、それは大嘘だ。
 本人が隠しているから無理に剥がしてはいけないと思っただけで、周りの生徒たち同様、関心は非常に強かった。
 

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レイディ・メイディ 53-4

氷鎖女「今日は魔法の合わせ技についてもう少し深くやろうと思う」
 
 いつも通りの退屈な授業が展開される。
 
カイル「この合わせ技ってさ、他のクラスはやってないみたいだぞ?」
クレス「またハミ出し授業か、ヒサメは」
リク「でも楽しいよ、俺、この授業好きかも」
 
 基本的にどのクラスでも最低限、これだけは教えないとならない魔法はある。
 軍隊となったときに一斉に同じ魔法を使わなければならない場面で、別々のことをしていたら、効果が薄れてしまうからだ。
 基本があれば、授業展開も当然、決まってくる。
 その他に余裕があれば、教官がそれぞれ自分の持つ知識を分け与えていくのである。
 魔法を教える教官たちは、当然といえば当然だが、そろいもそろって知識の虫。
 彼らが魔法の多彩さに固執する習性があることは否めない。
 より強力な魔法を知っている方が強いに決まっているからである。

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