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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 53-3

クレス「まさかぁ。あの……アレだぞ? メイディアだぞ??」
カイル「俺もあり得ないとは思うけどさ、あの女がいいと思う男がこの世の中にいるとは思えないし、思いたくもない。でもホラ、アレじゃん。リクじゃん。頭おかしいじゃん」
クレス「んー……確かにおかしい。頭が」
カイル「だろ?」
 
 クレスが考え込んでいるとカイルは颯爽と立ち上がって席を離れた。
 
クレス「お、おい、どこに……」
カイル「聞いてくる♪」
クレス「!? いいよ、別に聞かなくて! 何でお前ってそういう生き物なのっ!?」 がーん!?
 
 勇者・カイル、いざ出陣!!
 今更、蒸し返さなくてもいいことを確かめに、彼はリクに近づいた。
 例え、万が一好きな相手がメイディアだったとして、それが判明してなんだというのだろう。
 彼女はもういないのに。
 興味本位でしかないカイルをクレスが止めようとしたが、残念。もう遅い。
 

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レイディ・メイディ 53-2

 40代前半のリーダー格の男に同じく30後半から40代であろう巨漢、公爵の背後に回りこんでいる小男、20代の若い男、色香漂う女性の5人をそれぞれ眺める。
 
中年男「無論」
ダンラック「……面白い。雇いましょう、貴方がたを」
 
 決定を聞いて、背後にいた小男も引き下がった。
 
ダンラック「まずは名前を聞きましょうか?」
中年男「……悟六(ゴロク)」
小柄な男「冴牙(サエガ)」
巨漢「炎座(エンザ)」
若い男「………………」
若い女「……初(はつ)と申します」
ダンラック「もう一人は?」
 
 鋭い刃のような目をした若い男が小さな声でようやく応えた。
 
若い男「…………………………………………偲(しのぶ)」
悟六「我ら一族、必ずやお役に立ちましょう」
 
 人が公爵の前にひざまずいた。

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レイディ・メイディ 第53話

第53話:繋がらない、手。
「鎮なんか大嫌いだ。鎮なんかいらない。鎮なんか消えてしまえ。鎮なんか……………………死んじゃえ」
いつもつないでいた手が離れた。
 半分本気で、半分はイジワルだった。
 兄と弟といっても、同時に生まれた双子だったから。
 精神的に差がなかったし、どちらも子供だった。
 鎮は偲のお荷物に違いなかったけれど、偲は決して、鎮が嫌いではなかった。
 嫌いなときも沢山あったけど、それは鎮が悪いのではなく、環境が悪いのだ。
それを承知してても、まだ10歳だった偲である。
耐えられなくなるときだってあった。
 それでも口にしてはならない言葉があったのに。
 
死んでしまえ。
 
 そう怒鳴りつけると、弟はいつものように素直にうなづいて、二度とは戻ってこなかった。
 
……はい、あにさま。
 
絶望を宿す、悲しくひきつった微笑を残して。
 
 

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連休はもさもさ頑張りもした!

進まなくなるとトーク多くなるからと前に言ったけど、如実に現しているな、我ながら……(泣)
マジで亀の歩みですが、連休は引きこもって頑張りましたよ。
昨日、アップできるかと思ったが、間に合わず。
でも今日中には更新するぞ!!
……って、まだできてないんだけど、どうにかなりそうなので、宣言してみる。
これでダメだったら笑うけど。
別に(-_-)/~~~ピシー!ピシー!されているわけではないので、まぁいいんです。
自分的に、だから。

眠くても眼精疲労と肩こりで頭痛でもパソコンにかじりついてて、ちっとも能率上がらないのに何故かやめられない。
いっそ寝て疲れとってからの方が早いと思うのに。
で、本日マジでダウンしたので、仮眠を1時間ばかりとりました。
やっぱり違いました、進みが。
風呂に入る時間ももったいないとつい思ってしまって、ゆっくり長風呂もできない;
だから冷えて肩こりなんだよ、まったく。

なんでこんなに追い詰められている感があるのか……;
たぶん、会社の方針がまた変わったせいだな(汗)
辞めるのか辞めないのか本当にもうハッキリして欲しいです。
本日、先週言っていたこととガラリ180度変えられて、怒り心頭。
今、怒り心頭と打とうとしたら、奮闘になってしまった。
奮闘してどないする。
落ち着かなくてしょうがないです。
とりあえず、8/20に退職というのは決まったからまだいいんだけど。

さぁ、本日中に更新目指してやるぞーい。
今のうちしかやれないから、もりもりやるべし。
 

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そういえば。

メイディアが養成所を出て行く前にリクと2回戦わせる予定でしたが、長くなるのでやむなくカットしました。
挿入イベントを急いで消化する一方で、カットもしてきたら、予定表がスッキリ。
どんどん終了マークが増えてきて満足。
しかし終らせ方を考えていないので、かなりマズし。
一番乗りで終らせられればいいけどなー、薔薇騎士。
でも1名、最短距離で終らせると息巻いておるお方がいるので、どうだか(苦笑)
2番乗りはできそうな気はするんですけどね。
キャラも問題も片付いてきたから。
早く終らせるために本日も昼寝しながら、書きマッスル。
と、言ってる間にもう眠い。

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やっちゃったー(爆)

52-5をすっとばして、52-6を掲載してしまいました(滝汗)
アレレ? と困惑された方々、スミマセン。
報告アリガトウございました~^_^;
気をつけてるつもりですが、また変なところがあったら、ヨロシクお願いします。あわあわ;

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レイディ・メイディ 52-6

 浴室に行ってみるが当然、湯などは張っていない。
 使用人がいないのだから当たり前である。
 外から水を汲むところから始まって、水と接触すると一時的に熱を発する鉱物を放り込んで湯を沸かし、その間に細かい性格のジャックは掃除に夢中になってしまう。
 とりあえず汚れた自分をなんとかする方が先だろうに。
 
ジャック「シレネ復活か………彼女は何のために復活するんだ? 物語どおりなら、そんなに怒り狂う必要があるのかな? 呼ばれなくて悔しかったとしても」
 
 物語は生き残った方が作るものだ。
 きっとどこかで都合の良いようにねじられているはずだとジャックは思った。
 ぬめった床を磨きながら。
 一段落して、湯が沸いたことを確認するとバスタブに浸かって考えに没頭する。
しばらくすると足音と共に気味悪い奇声が近づいて来た。
 

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