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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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バトル・ロワイアル 著:高見 広春

 10年くらい前……かな?(もっと前??)内容があまりに過激なため、某小説新人賞候補から外され、映画もR15に指定され、国会でも物議を醸し、当時話題になった作品を今頃になって読んでみました。
 当時、映画は見たんですが、原作は読んだことなくて。
 面白かったです!
 グロくて怖いのではないかと心配しつつ挑んだのですが、殺し合いのシーンも結構あっさりしてて、粘着質ではないので、さらさらっと気にすることもなく読めてしまいました。
 あー、良かった(;´∀`)=3
 あまりに過激な内容とか聞いていたから、すっごい怖いイメージがあって途中で読めなくなっちゃうかなと本気で思ってたwww
 グロ、スプラッタが苦手なもので(笑)


▽つづきはこちら

 内容は、政府の作った法律で「プログラム」というものがある。
毎年、全国の中学校から、50クラスがランダムで選ばれ、クラスメイト同士で殺し合いをしなければならない。
生き残れるのは、クラスに唯一人。
爆弾が仕掛けられた首輪をはめられ、決められた時間内に自分以外の全員を殺さなければ、爆発して誰も生き残らない……優勝者なしとなってしまう。
生き残るためには、手を血に染めるしかないのだった。
……というような内容です。

 極限状態の中で、恐怖と暴力、友情、恋……。色んなものが交差していきます。
 1クラス42人なので、登場人物が多いのですが、見事に書き切っています。
 1人1人の登場は短いけど、どんな子なのかというのがちゃんとわかるのがすごい。
 主人公がヒロインじゃなくて、ちょっと太った先輩に片思いでしかも失恋している設定なのがよかった(笑)
 主人公の親友がヒロインを好きで、けれど親友は死のゲーム始まる前に殺されてしまっていたので、主人公が親友の代わりにヒロインを守ると心に誓うのです。
 ヒロインは主人公のことが好きで、主人公も行動を共にして行くうちにヒロインのことが大事になっていきます。
 映画を見ているので、ラストどうなるか知っていましたが、我の好きな川田さんが死ぬところでは(´・ω・`)ショボーンでした。
 川田と三村が好きでしたね。
 三村、死ぬの早すぎだよー。゚(゚´Д`゚)゚。
 もう少しラストの方にして欲しかったぜよ。

 作戦とか色々、作者頭いいな~と感心する一方で、このクラス、スーパー中学生多過ぎ!とかも思った(大笑)
 しかも中学生らしくない。
 不良とかもいつの時代の不良だよ!ってツッコミしたくなるようなカンジだったんですが、まぁ、あくまで何とか共和国?だっけ? 日本ではない(結局、日本モデルだけど)架空の国だからいいのかな(笑)
 それにしてもリーゼントとかwww
 我と同じ名前の子が殺されるときは、密かにΣ(゚д゚lll)ガーンでしたwww
 あまりに名前がありふれていて、色んな作品で殺されています、我(笑)
 それでいて、ヒロイン的な名前ではないので、ほぼザコとして登場!
 ヒドイや! あんまりだ!。゚(゚´Д`゚)゚。
 
 上下巻で長いので仕方ないのですが、段落があまりなくて字が詰まっているので、読むの疲れました。
 字の大きさは大きいからそこはいいんですが、1Pに段落が1つもないページとかあって、目が疲れてくるとチラチラする(^_^;)
 でも面白かったので一気に読んだ。

 あとがきも楽しかったです(笑)
 作者が本の中でしでかしてしまったミスを挙げて、恥らいつつ謝罪してました。
 創作仲間が書いたみたいな、身近に感じられる軽い口調のトークで好印象。
 作品をひとときの楽しみのためのもの。読み捨てられるようなものと自ら定義しており、その考え方が自分と一緒だったので尚更、作者に対して共感持てました(^-^)

 昔見た映画の方もレンタルしてきました(^-^)
 原作を知らない兄は一緒に見ていてイマイチだったようですが、原作を知ってて見ると結構、楽しめました。
 やはり女の子の制服、今見ても可愛い(*´ω`*)vV
 そして川田さん、関西弁だったのね!!
 全然、記憶になかった。
 関西弁、いいわ~。それだけで萌える。(/ω\)イヤン
 原作では標準語でしたが、どっちでも川田はOKだな。
 桐山は相変わらず良かったです!
 当時もいいなと思ってましたが。
 一言もしゃべらないのにあの存在感!
 最後はあっけなかったけど。バトル短いし。
 でも2時間にまとめるんだから仕方ないか。
 小説の実写化は変な風に改悪して原作を貶めるのが多いですが、コレは割りと忠実で変えてあるところも許容範囲内でした。
 でもやっぱり原作のがいいね。当り前だけど。

 

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●Thanks Comments

バトロワ!

読んだんだね〜!
映画、殆ど忘れかけてるけど、主人公の父親が自殺したり(トイレットペーパーの描写が衝撃的だった)、持たされた装備が鍋のフタだったりしてたっけ…?
川田さんは我も好きだー!
あと、制服イイよね…!(萌)

From 【P】2013.01.12 22:00編集

Re:バトロワ!

そうそう、トイレットペーパー衝撃的だった!
でもあれ、原作にはなかったんだよ。
映画のオリジナルシーンだった。
原作はもっと幼い頃に政府に逆らう組織に与してて、殺されていました、両親共。
映画のが主人公は可哀想だったかも?

From 【ゼロ】 2013.01.14 19:48

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