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改訂版 箱庭の君:概要など設定ごそごそ
2011.11.20 |Category …日記
タイトル:箱庭の君
ジャンル:和風ファンタジー
概要:現代の少女が時代劇のような異世界にトリップ。妖怪と人との戦いに巻き込まれてゆく。
[物語]
嵜国(さきこく)は代々、妖を封印し、人の世を守るための重大な任に就いた土地柄である。
東西南北に院を構え、それぞれに守護する高位の退魔師「五輪刀(ごりんがたな)」を配置。
彼らに守られ、百年の平和が続いたが、楴丞丸(だいじょうまる)と名乗る鬼の頭目の出現により、危機が訪れた。
また、この年は凶星が迫る年とされ、その影響で結界の歪みが発生するという。
そんな折、現代日本に生きる少女・新那と桜華がこの世界へと迷い込んできた。
世界のほころびを知る少女を鍵として、人と妖の思惑が交差する。
▽つづきはこちら
[嵜国(さきこく)]
間宮 和成(まみや かずなり)が納める国。
霊力が高い土地で、魔物が引き寄せられやすい。
一方で優秀な退魔師も多く生まれている。
中に暮らす人々は知らないでいるが、実は時の中に切り離された空間。
在ってはならないモノを嵜国に封じ込めて、隔離された。
かつては日本にあったが、その存在そのものがなかったことになっている。
独自の歴史を刻み、今は江戸時代辺りの文化水準。
平行世界の日本。その中の1つの国。
[四門院(しもんいん)]
嵜国の東西南北に設置された神聖な建物。
嵜国を守るための結界の役割をしている。
それぞれ、「東の院」「西の院」……などと呼ぶ。
「北の院」が一番危険な丑寅の方角にあり、重要。
[五輪刀(ごりんがたな)]
四門院を守護する、国内最高の退魔師。
各5名ずつ配属され、全部で20名。
「東の五輪刀」「西の五輪刀」と呼び分けているが、本人たち同士では、「東の」「西の」などと略している。
メインキャラクターとして登場するのは、北の五輪刀。
[あっちの人]
現代から迷い込んできた人間のこと。
昔から、稀にこういうことはあり、最近はちょっと多い様子。
現代のことを、あっち側・あっちの世界と言ったりもする。
[こっちの人]
嵜国側の人間のこと。
昔から、稀にこういうことはあり、最近はちょっと多い様子。
嵜国のある世界の方を、こっち側・こっちの世界と言ったりもする。
[箱庭の君]
本作品タイトル。
北の院に幽閉されていた、十音裏のことであり、嵜国から出られなくなった扇のことであり、御伽の国に迷い込んだ朔夜、ヒロインであり、隔離された世界と知らず現実と疑わず暮らしてゆく人々でもある。