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性別逆転ナンチャッテ短編。2
2009.11.23 |Category …日記
こちらは完全にギャグめいて、ゼロから。
自由行動風味に(笑)
▽つづきはこちら
和VS一月
学校の廊下にて。
一月「やあ、君は今日も素敵だね!君という高嶺の花を手に入れるためならアルプスだろうとエベレストだろうと3秒で登ってみせるよ!……なんてね」
和「……な、何言ってるんだ。バ、バカじゃないの! どっかからそんな台詞が……」
あわあわしながら周りを確認。
でもちょっと、ドキッ☆
放課後、剣道部の道場の外にて。
一月「君に出会った瞬間きっと世の男は皆永遠に解けない恋の魔法にかかってしまうよ!……なんてね」
虎子「……? あ。和ちゃんさん」
一月「……え?」
和、胴着のまま走ってきて、一月にとび蹴り。
和「またお前はそういう……! 虎子! だまされるな、コイツは女なら、赤ん坊からご老人に至るまでこうだ!!」
虎子「……和ちゃんさん……」
和「何だ?」
虎子「和ちゃんさんは本気にしたですか?」
和「……ナニ?」
虎子「……“なんてね”って言ってたのに。冗談ですよ」
和「…………。」
倒れている一月を見下ろして、
和「俺……私は本気になんかしてないぞっ! 虎子が騙されるといけないからァー……チッ、お前が悪いんだよ、この悪の権化っ!! 練習試合、棄権になっちゃっただろ、どーしてくれんだよっ!!」
ガスガス! 竹刀で叩く。
虎子「それは和ちゃんさんが悪いのでは……」
和「なぁに?」
青筋浮かべながら、にっこり。
虎子「……なんでもないです……悪いのは全部、イチガツさんですー」 アワアワ。
和「だろう? 悪いのは、イチガツだ、イチガツ」
虎子「そのとーりです! え、えいっ、虎子も退治しますです、はい!」
和「こーゆーオトコはロクでもないって決まってんだ。気をつけるんだぞ、虎子」
虎子「ステキです、和ちゃんさん!」
和「よしよし、たくあんを1本やろうな」
虎子「……それはいらないです……」
学校の廊下にて。
一月「やあ、君は今日も素敵だね!君という高嶺の花を手に入れるためならアルプスだろうとエベレストだろうと3秒で登ってみせるよ!……なんてね」
和「……な、何言ってるんだ。バ、バカじゃないの! どっかからそんな台詞が……」
あわあわしながら周りを確認。
でもちょっと、ドキッ☆
放課後、剣道部の道場の外にて。
一月「君に出会った瞬間きっと世の男は皆永遠に解けない恋の魔法にかかってしまうよ!……なんてね」
虎子「……? あ。和ちゃんさん」
一月「……え?」
和、胴着のまま走ってきて、一月にとび蹴り。
和「またお前はそういう……! 虎子! だまされるな、コイツは女なら、赤ん坊からご老人に至るまでこうだ!!」
虎子「……和ちゃんさん……」
和「何だ?」
虎子「和ちゃんさんは本気にしたですか?」
和「……ナニ?」
虎子「……“なんてね”って言ってたのに。冗談ですよ」
和「…………。」
倒れている一月を見下ろして、
和「俺……私は本気になんかしてないぞっ! 虎子が騙されるといけないからァー……チッ、お前が悪いんだよ、この悪の権化っ!! 練習試合、棄権になっちゃっただろ、どーしてくれんだよっ!!」
ガスガス! 竹刀で叩く。
虎子「それは和ちゃんさんが悪いのでは……」
和「なぁに?」
青筋浮かべながら、にっこり。
虎子「……なんでもないです……悪いのは全部、イチガツさんですー」 アワアワ。
和「だろう? 悪いのは、イチガツだ、イチガツ」
虎子「そのとーりです! え、えいっ、虎子も退治しますです、はい!」
和「こーゆーオトコはロクでもないって決まってんだ。気をつけるんだぞ、虎子」
虎子「ステキです、和ちゃんさん!」
和「よしよし、たくあんを1本やろうな」
虎子「……それはいらないです……」
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