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ゼロのノート

ト書きでカンタン☆ 気楽に気軽に創作物語。

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レイディ・メイディ 33-3

レイオット「待って、メイディ!!」

 

 通行人にぶつかりながら、走り去る彼女の後ろをレイオットは追うことができなかった。

 ……目に一杯の涙を浮かべたシラーが背後に立ち尽くしていたからだ。

 

 

 場面、翌日の食堂。

 

フェイト「……で、今日はうわの空だったというワケか? 言い訳にもならないな」

 

 スープを掻き混ぜながら、呆れたように言い放った。

 

レイオット「……面目ない」

 

 本日のレイオットはガタガタだった。

 メイディアとの仲たがい、それにあの後のシラー登場に気をとられてしまっていたのだ。

 気持ちの切り替えも騎士の資質として重要である。

フェイトの言うとおり、言い訳にもならない。

 

フェイト「……ったく。少し見直したと思ったら……すぐコレだ。所詮、お嬢様はお嬢様でしかないということだな」

 

 表面上はいつもと同じ態度を崩さないフェイトだが、今し方聞いた話で心底、ガッカリしていた。

 前回の試験でせっかく見直しかけたところだったのに。

 やっぱりメイディア=エマリィ=シャトーは最低の女だった。

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レイディ・メイディ 33-2

 廊下の端にメイディアを連れ出して、窓を開け放つレイオット。

 

レイオット「夜風が気持ちいいわね」

 

 入浴の後でまだ乾ききってない長い髪は、いつものように束ねられてはいない。

 普段はキリッと引き締まった印象を与える彼女の顔立ちも、こうして髪を下ろしていると和らいだ、年相応の少女のそれになる。

 

メイディア「ワタクシがレイオットを避けているという話でしたわね?」

レイオット「うん……ここのところずっと、話もしていない気がするのだけど……私、何かしたっけ?」

 

 しょっちゅう遊んでいた薔薇騎士レンジャーゴッコもしていない。

 

レイオット「含みがあるのなら、ハッキリ言って。よそよそしくされる方が嫌だから」

メイディア「心外です。ワタクシは避けてなんていません。ええ、ほんの少しも。ただ、意地の悪い方々がワタクシとレイオットの間を阻もうとしているだけなのです」

レイオット「意地の悪い方々? そんなの、いないでしょ?」

     『薔薇騎士レンジャーの悪役の話かしら?』

メイディア「いるではありませんか、レイオットの周りに!」

 

 頬を膨らませて口をとがらせる。

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レイディ・メイディ 第33話

第3話:四面楚歌

レイオット「というワケで、散々走らせられちゃった。もー、クタクタァ」

 

 部屋のベッドに転がって、レイオットはシラーブーケからマッサージを受けていた。

 

シラー「三人で走ってたの、校舎から見えていたわよ」

レイオット「フェイトは何をやらかしたんだか知らないんだけど…………あー、気持ちいい~」

 

 ウットリと目を閉じる。

 

ジェーン「でも男子に混ざって引けをとらないなんて、スゴイ体力ですね。さっすがレイ様!」

 

終わりはレクと一緒。その後にフェイトが終了していた。

しかし。

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