王様の耳はロバの耳！

読むと嫌な気分に引きずられそうなので、読まない方がいいです。
ただ、吐き出すところがないので、はけ口として使用。
 

家に帰ってくると酒臭い。
ああ、また呑んでるというよりは呑まれているんだなとドアを開けて、ガッコリする。
酔って攻撃的になって、なんと惨めなことか。
他者を非難し、傷つけることでしか自分を表現できないのか。
それで得意になっているんだから、見るに耐えない、聞くに堪えない。
低いな、レベルが。
ふぅ。
憎しみがふつふつ。
蔑み、見下す。
哀れですらある。
弱い。
弱すぎる。
矮小で惨めだ。
なるほど、人間はこれほど小さくなるものか。
成れの果て。
残骸。
でも自分の責任なんだよね。
誰のせいでもないよ。
わかってないだろうけど。
あーあ。
可哀想な人。
観察しているよ。
嫌な目だな、確かに。
楽しくなってきた。
虫を見ているような感じで。
怒りが和らいできた。
失望するのは、期待しているからなんだなぁ。
いつも期待するのはやめようと思うのに、でもどこかで期待している。
それに答える義理は相手にはない。
だから落胆するのは、こちらの勝手であり、無駄と言うものである。